抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エネルギーに対する要求の増加に伴い,多くのウラン鉱物を源とする核パワーに対する増加した関心がある。その鉱石からのウランの浸出の際,多くの脈石が浸出され,これは浸出スラリー中の多数の異なるイオンをもたらす。本研究は,ウラン含有鉱石体に見出される脈石から典型的に浸出するアニオンの合成UO
2の溶解に及ぼす効果に焦点を合わせて実施した。調べたアニオンはF
-,Cl
-,Br
-,SO
42-,PO
43-およびNO
3-であった。他の調査したハライドにおいて得た溶解の場合と比較して,Cl
-とBr
-は調べた濃度範囲(0~1.8g/L・Cl
-;0~4g/L・Br
-)に亘ってUO
2溶解に何ら影響を及ぼさず,一方,F
-は低-中濃度(0~0.3g/L)ではUO
2溶解に劣る効果を持ち,中-高濃度(0.5~1g/L)ではUO
2溶解に正の効果をもつことを見出した。調査したNO
3-のオキソアニオンは調べた濃度範囲全てに亘ってUO
2溶解に正の効果を持ち,PO
43-は中-高濃度で存在する時に負の効果を持った。このことは中-高濃度PO
43-でのFePO
4の沈殿によるものであった。SO
42-は中-高濃度で存在する時負の効果を持った。このことは,より低い効果のFe
IIIベースの錯体の形成によるものらしく,ここで,溶液中に存在するFe
III種はUO
2酸化/溶解機構において重要な役割を演ずる。同時に調べた全てのアニオンの影響に関して得た結果も示し,議論している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.