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J-GLOBAL ID:201302268538040247   整理番号:13A1685791

Elongatorサブユニット3はそのヒストンアセチル転移酵素およびラジカルS-アデノシルメチオニンドメインを通じて植物免疫を制御する

Elongator subunit 3 positively regulates plant immunity through its histone acetyltransferase and radical S-adenosylmethionine domains
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資料名:
巻: 13  号: July  ページ: 13:102 (WEB ONLY)  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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病原体感染は植物において大規模転写再プログラミングを引き起こし,この再プログラミングの速さは感染の予後に影響する。この過程の理解に関しては,防御遺伝子誘導の遅延あるいは加速のいずれかを示す突然変異体からかなりの恩恵を受けてきた。先行研究において,筆者らはシロイヌナズナElongator複合体サブユニット2(AtELP2)が基礎免疫およびエフェクター誘導免疫(ETI)の両方で重要な役割を果たすことを示し,より最近AtELP2がいくつかの防御遺伝子においてヒストンアセチル化およびDNAメチル化の動的変化に関わることを示した。しかしながら,植物免疫における他のElongatorサブユニットの機能は調べられていない。Atelp2を同定するのに用いた同じ遺伝的スクリーニングで,筆者らは,サリチル酸処理あるいは病原体感染後の防御遺伝子誘導の遅れを示すAtelp2を模倣するもう1つのElongator突然変異体Atelp3-10を見いだした。AtELP2と同様に,AtELP3は基礎免疫およびETIに必要とされるが,全身獲得抵抗性(SAR)には必要とされなかった。さらに,筆者らはAtELP3のヒストンアセチル転移酵素およびラジカルS-アデノシルメチオニンドメインの両方が植物免疫における機能に必須であることを示した。これらの結果は,Elongator複合体全体が基礎免疫およびETIに関与するが,SARにはしないことを示唆し,Elongatorがクロマチンへの変化を通じて防御遺伝子の転写誘導を促進する役割を果たす可能性を支持した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
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