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J-GLOBAL ID:201302268544973107   整理番号:13A1195960

ATRP(原子移動ラジカル重合)ポリスチレンのMALDI(マトリックス支援レーザ脱離イオン化)での末端基開裂:試料調製過程での銀触媒反応

End-Group Cleavage in MALDI of ATRP-Made Polystyrene: A Silver-Catalyzed Reaction during Sample Preparation
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  号: 11  ページ: 5454-5462  発行年: 2013年06月04日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ソフトイオン化法の有効性が明らかにされて以来,合成高分子の構造キャラクタリゼーションに質量分析が使用されるようになったが,エレクトロスプレイイオン化(ESI)に比べて,マトリックス支援レーザ脱離イオン化(MALDI)の限定された柔軟性が不安定な末端基を運搬する重合体鎖に関する質量分析に問題であることが指摘されている。本研究では原子移動ラジカル重合によって調製したポリスチレンの質量分析におけるマトリックス支援レーザ脱離イオン化での不安定なハロゲン化末端の開裂について調べた。核磁気共鳴及びエレクトロスプレイイオン化質量分析を用いてこの問題を調べた結果,この過程にイオン化は関係しないが,質量分析において溶液または固体状態でのカチオン化剤として用いた銀塩(AgTFA)の相互作用によって脱ハロゲンが容易に生じることが分かった。AgTFAを添加したクロロホルムにおいて,ESI-MSスペクトルにトリフルオロアセタート末端ポリスチレンが認められたが,一方,MALDIでは末端基開裂が認められた。また両イオン化技法を用いた場合,メタノール中での銀触媒求核置換反応においてメトキシ末端ポリスチレン巨大分子が完全な気相イオンとして生成する。原子移動ラジカル重合ポリスチレンのMALDI質量分析における試料前処理として制御された修飾を適用できることが分かった。
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分類 (4件):
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ポリスチレン  ,  その他の有機化学反応  ,  質量分析  ,  触媒反応一般 
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