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J-GLOBAL ID：201302268565748863   整理番号：13A0847246

ポリオレフィン系弾性繊維XLAの構造と特性

Structure and properties of polyolefin based elastic fiber XLA

著者 (4件)： WANG Ni (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  CHEN Xiting (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  LIU Zhaolin (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  YU Jianyong (Donghua Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Chemical Fibers International  (Chemical Fibers International)
巻： 63  号： 1  ページ： 26-28  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： E0004A  ISSN： 1434-3584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最終製品の性能と同様に処理特性を理解するために繊維の構造と特性が重要であるとして,Dow Chemical社が開発したポリオレフィン系弾性繊維XLAの構造と特性を検討した結果について述べた。XLAのFT-IRスペクトルの特徴はポリオレフィンエラストマーの構造に一致し,結晶度が33%であり,他のオレフィン繊維より大きかった。XLA弾性繊維のガラス転移点は-33°Cであり,通常温度で高弾性状態繊維を作った。XLAの応力-歪曲線はポリウレタン弾性繊維に近く,破断伸び率は700%近くであった。弾性回復率はストレッチサイクルあるいは最大歪の増加とともに減少し,XLA弾性繊維の弾性はポリウレタン弾性繊維とは異なった。伸びが高いときに回復は急激に減少した。XLA繊維は中間の延びで良い弾性と回復を示した。

シソーラス用語： *ポリオレフィン繊維 ,  *弾性糸 ,  FTIR分光法 ,  スペクトル ,  結晶度 ,  ガラス転移点 ,  応力歪曲線 ,  ポリウレタン繊維 ,  伸び率 ,  歪回復 ,  弾性

分類 (2件)： 半合成・合成繊維  (YM03030K) ,  繊維物理  (YM02020S)

タイトルに関連する用語 (3件)： ポリオレフィン系 ,  弾性繊維 ,  XLA