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J-GLOBAL ID：201302268688702027   整理番号：13A0865260

清浄で反応性のあるナノ構造セルロース表面

Clean and reactive nanostructured cellulose surface

著者 (4件)： OESTERBERG Monika (Aalto Univ., School of Chemical Engineering, Dep. of Forest Products Technol., P.O. Box 16300, 00076, Aalto, Espoo, FIN) ,  PERESIN Maria Soledad (VTT Technical Res. Centre of Finland, P.O. Box 1000, 02044, Espoo, FIN) ,  JOHANSSON Leena-Sisko (Aalto Univ., School of Chemical Engineering, Dep. of Forest Products Technol., P.O. Box 16300, 00076, Aalto, Espoo, FIN) ,  TAMMELIN Tekla (VTT Technical Res. Centre of Finland, P.O. Box 1000, 02044, Espoo, FIN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 20  号： 3  ページ： 983-990  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノフィブリルセルロース膜の表面をさらなる機能付与のために活性化する単純,無溶媒で低コストの方法を提示した。この手法はUV照射とオゾンの酸化特性に基づいており,少なくとも1週間は清浄で反応性を保持するようにナノセルロース表面から汚染物質を有効に除去する。この方法の有効性をX線光電子分光分析(XPS)と接触角測定によって明らかにした。ナノスケールのセルロースに関する以前の結果と明らかに違う点は,非セルロース炭素原子の相対原子濃度はわずか4%で,水が数秒の間に表面を完全に濡らすことである。活性化後にセルロースの化学的劣化も形態的変化も見られなかった。表面活性化は乾燥状態や非極性媒体中における膜のさらなる機能化に必須である。表面活性化はシリル化によって確認され,また活性化サンプルにおいて非活性化対照物の4倍の置換率が達成されたことがXPSモニタリングによって確認された。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セルロース ,  ナノ構造 ,  繊維 ,  *高分子膜 ,  紫外線照射 ,  オゾン分解 ,  接触角 ,  活性化 ,  置換率 ,  界面活性 ,  広葉樹材 ,  クラフトパルプ ,  シリル化 ,  反応性 ,  親水性 ,  清浄面
準シソーラス用語： *セルロース膜 ,  *ナノセルロース ,  ナノフィブリル

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 反応性 ,  ナノ構造 ,  セルロース