文献

J-GLOBAL ID：201302268688901097   整理番号：13A0047910

IV.プラスチックのリサイクル技術 使用済家電混合プラスチックの石油化学原料化プロセスの開発

著者 (1件)： 山脇隆 (プラスチック処理促進協)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 60  号： 14  ページ： 100-103  発行年： 2012年12月28日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2010年度の実績で約2770万台が全国の家電リサイクルプラントへ搬入された。単一素材で分離が容易な大型部品以外のプラスチックは,シュレッダー処理され,磁力選別・非鉄選別後,シュレッダー(SD)混合プラスチックとなる。SD混合プラスチックの付加価値向上を目的に,新しい技術開発を行った。具体的には,廃FCC触媒を用いた接触分解油化により,プラスチックの原料に転換し,既存の石油精製・石油化学工業にフィードバックすることである。使用済家電混合プラスチックの性状,接触分解油化による石油化学原料化,選別ABSのマテリアルリサイクル,石油精製利用可能性の検討及び油化システムとその経済性について概説した。本技術は各種の産業廃棄物系プラスチック,その他プラスチックなどの幅広い対象に適用が可能と期待され,評価対象を拡げる必要があると論じた。

シソーラス用語： *技術 ,  リサイクル ,  *高分子廃棄物 ,  混合廃棄物 ,  原料 ,  触媒 ,  接触分解 ,  液化 ,  熱化学的廃棄物処理 ,  経済性
準シソーラス用語： *リサイクル技術 ,  家電リサイクル ,  FCC触媒 ,  油化

分類 (3件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  触媒操作  (XE01050T)

タイトルに関連する用語 (8件)： プラスチック ,  リサイクル ,  使用済 ,  家電 ,  石油 ,  化学原料 ,  プロセス ,  開発