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J-GLOBAL ID：201302268710262796   整理番号：13A0994224

電磁環境の雑音対策に対するパワー変量における信号処理

Signal Processing in Power State Variables for Noise Cancellation of Electromagnetic Environment

著者 (3件)： 生田顕 (県立広島大学) ,  小川仁士 (県立広島大学) ,  折本寿子 (県立広島大学)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 133  号： 3  ページ： 441-449 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非Gauss性の様々な確率分布を示す背景ノイズを除去し,対象信号のみを推定するための状態推定法を提案した。現実の電磁環境における対象信号は,様々な要因により非Gauss型の複雑な変動形態を示す上に,観測データには任意分布型の背景ノイズが混入してくる。このような状況で対象信号の評価値を推定するには,時間領域における対象信号に着目し,確率分布や変動形態そのものを推定することが必要となる。本研究では,対象信号と背景ノイズとの加法性が成り立つパワー変量に着目して理論的考察をおこなった。提案した信号処理法を,実際のオフィス環境における電磁界データに適用して本手法の有効性を確認した。

シソーラス用語： *雑音除去 ,  雑音 ,  *電磁環境 ,  Γ分布 ,  確率分布 ,  多項式 ,  ファジィ理論
準シソーラス用語： 背景雑音 ,  Laguerre多項式

分類 (1件)： 雑音理論  (ND04020U)

引用文献 (15件)：

• (1) A. Ikuta, M. Ohta, and H. Ogawa : “Estimation of Higher Order Correlation Information between Sound and Electromagnetic Waves Leaked from VDT Environment Based on Fuzzy Probability and the Prediction of Probability Distribution”, T. IEE Japan, Vol. 124-C, No. 10, pp. 2108-2115 (2004-10) (in Japanese)
• 生田 顕・太田光雄・小川仁士:「ファジィ確率に基づくVDT周囲環境の音・電磁波間における高次相関情報の推定と分布予測」,電学論C,Vol. 124, No. 10, pp. 2108-2115 (2004-10)
• (2) A. Ikuta and M. Ohta : “A Countermeasure Method for Background Noise in the State Estimation of Magnetic and Sound Field Environment through an Establishment of Digital Filter”, T. IEE Japan, Vol. 121-C, No. 3, pp. 616-623 (2001-3) (in Japanese)
• 生田 顕・太田光雄:「磁界・音環境の状態推定におけるディジタルフィルタの設立と背景ノイズ処理法」,電学論C,Vol. 121, No. 3, pp. 616-623 (2001-3)
• (3) M. Ohta and T. Koizumi : “General Treatment of the Response of a Non-linear Rectifying Device to a Stationary Random Input”, IEEE Trans. Information Theory, Vol. 14, No. 4, pp. 595-598 (1968)

タイトルに関連する用語 (5件)： 電磁環境 ,  雑音 ,  対策 ,  パワー ,  変量