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J-GLOBAL ID:201302268748066435   整理番号:13A0550520

Aspergillus niger USP-67由来のキシロース転移活性を持つグルコース/キシロースにより活性化されたβ-キシロシダーゼの固定化と生化学的性質

Immobilization and biochemical properties of a β-xylosidase activated by glucose/xylose from Aspergillus niger USP-67 with transxylosylation activity
著者 (8件):
資料名:
巻: 89  ページ: 93-101  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W0664A  ISSN: 1381-1177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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β-キシロシダーゼには多くのバイオテクノロジープロセスに適用されている。この研究の目的は,新しく単離されたAspergillus niger USP-67から作成されたβ-キシロダーゼの精製,固定化と特徴付けであった。6日間,30°C,初期pH3.0で,キシランカバ材を追加したBenassi液体培地で静置培養し,β-キシロシダーゼを生産した。その酵素はDEAE-セファロースとSuperdex 200で精製し,β-キシロダーゼの分子量は100kDaと推定され,質量分析によるアミノ酸配列決定により,A.niger(gi 146230215)由来のβ-キシロダーゼ xlnDのそれと90%相同であった。その酵素をDEAE-セファロース,ポリエチレンイミン(PEI)-セファロース,Q-セファロース,CM-セファロース,スルホプロピル-セファロースとMANAE-アガロースに固定化したが,PEI-セファロースで最も良い結果が得られ,固定化収率は94%であった。この誘導体は,可溶性酵素と他の支持体より熱安定であり,65°Cで半減期は約50分であった。PEI-セファロースに固定化した酵素の最適pH は精製した酵素(pH5.5)よりも酸性(4.5近く)であった。金属イオンが固定化酵素より可溶性酵素活性をより阻害した:Zn2+は固定化酵素活性を29%増加させた。固定化した酵素の比活性は98.15U/mgであったが,可溶性酵素は77.96U/mgであった。精製した酵素のp-ニトロフェニルキシロピラノシドを基質とした,KMとKcatは0.654mMと58.87s-1であった,そして固定化酵素の値はそれぞれ0.587mMと88.95s-1であった。精製した酵素は効率的にキシロオリゴ糖をキシロースまで加水分解し,他のキシロオリゴ糖(X2-X6)が形成された,その結果はキシロース転移を示唆している。A.nigerの固定化したβ-キシロシダーゼはキシロース(100mM)とグルコース(200mM)により阻害されなかったことは,この酵素がバイオオテクノロジープロセスへの適用が見込める。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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酵素の応用関連  ,  炭水化物一般 

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