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J-GLOBAL ID：201302268839589830   整理番号：13A1308281

単離リグニンからのリグニンベースセメント分散剤の調製

Preparation of Novel Lignin-Based Cement Dispersants from Isolated Lignins

著者 (6件)： ASO Tomohiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KODA Keiichi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KUBO Satoshi (Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  YAMADA Tatsuhiko (Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  NAKAJIMA Isamu (National Agriculture and Food Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  URAKI Yasumitsu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Journal of Wood Chemistry and Technology  (Journal of Wood Chemistry and Technology)
巻： 33  号： 4  ページ： 286-298  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： E0983A  ISSN： 0277-3813  CODEN： JWCTDJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体成分48.1及び17.1%含有針葉樹及び広葉樹材クラフトパルプ製造廃液(黒液)をPEG化後1M NaOH液でアルカリ溶解し,酢酸で中性pHとしてリグニンを超遠心分離した。分離両親媒性ジグリシジルエーテル化-,PEGモノグリシジルエーテル化-,ドデシルオキシPEGグリシジルエーテル化リグニンの表面張力とセメント分散剤としての適性を硬化試験及び曲げ試験により評価した。6及び20°Cでの測定ではリグノスルファートと比較してモノグリシジルエーテルとジグリシジルエーテルは1/2(0.4%)で効果が発揮されたが,ドデシルオキシPEGグリシジルエーテルは表面張力は高いが,分散剤としては有効ではなく,表面張力と分散性とは相関しないことを示唆した。6及び20°Cでもその特性は劣化せず維持され,冬季耐候性も期待できた。

シソーラス用語： *単離リグニン ,  *コンクリート添加剤 ,  *黒液 ,  有用物質回収 ,  資源再生 ,  界面張力 ,  曲げ試験 ,  化学修飾 ,  クラフトパルプ
準シソーラス用語： PEG化 ,  *セメント分散剤

分類 (3件)： セメントの製造  (YC05050Q) ,  パルプ廃液とその利用  (YL02040L) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 単離リグニン ,  リグニン ,  セメント分散剤 ,  調製