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J-GLOBAL ID：201302268851995657   整理番号：13A1339219

核子除去反応におけるクーロン歪みと媒質補正

Coulomb distortion and medium corrections in nucleon-removal reactions

著者 (5件)： KARAKOC M. (Texas A&M Univ.-Commerce, Texas, USA) ,  KARAKOC M. (Akdeniz Univ., Antalya, TUR) ,  BANU A. (James Madison Univ., Virginia, USA) ,  BERTULANI C. A. (Texas A&M Univ.-Commerce, Texas, USA) ,  TRACHE L. (Texas A&M Univ., Texas, USA)
資料名： Physical Review. C. Nuclear Physics  (Physical Review. C. Nuclear Physics)
巻： 87  号： 2  ページ： 024607.1-024607.11  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： D0747A  ISSN： 0556-2813  CODEN： PRVCAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェルミエネルギーあるいはそれ以上のエネルギーで,1核子除去反応は,エキゾチック原子核の単一粒子構造を調べる上で重要な道具である。原子核の構造情報や相関効果をひきだす計算,また,天体核物理における反応率の決定の計算などと実験値の比較が必要である。しかし,未だこれらの反応断面積を正確に計算するための十分な知識を持ちあわせていない。この論文では,終状態相互作用の寄与,および,核子-核子相互作用の媒質効果の寄与を評価し,運動量分布の形と大きさを求めた。35~1000MeV/核子のエネルギーでの反応を計算し,データと比較した。無矛盾性のため,最先端の,ストリッピングと回折解離のためのアイコナール近似を用いた。二つの効果は重要で,その相対的寄与は,入射粒子のエネルギー,原子番号,質量数で変化することを示した。また,これらの効果の1核子除去反応断面積への影響は大きく,50/MeV近くの低エネルギーの重い標的で最も大きくなることを示した。

シソーラス用語： *ストリッピング反応 ,  *核子-核子相互作用 ,  アイコナール近似 ,  回折解離 ,  断面積 ,  *特異原子核 ,  補正
準シソーラス用語： *エキゾチック原子核 ,  除去断面積 ,  媒質効果 ,  核子除去反応 ,  媒質補正

分類 (1件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 核子 ,  クーロン ,  歪み ,  媒質