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J-GLOBAL ID:201302268898895758   整理番号:13A1508637

混合培養バイオマスから菌体外高分子物質抽出の批判的評価

Critical assessment of extracellular polymeric substances extraction methods from mixed culture biomass
著者 (4件):
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巻: 47  号: 15  ページ: 5564-5574  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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菌体外高分子物質(EPS)は,生物学的廃水処理プロセスの微生物固体の構造,構成,強度,濾過性及び沈降挙動に,推定される決定的役割を有している。この結果,多くのEPA抽出プロトコルが,最近,高いEPS回収と低い細胞リシスの間の矛盾を最適化する目的で公表されてきた。幅広い取組にも関わらず,得られた結果は,同じバイオマス試料を分析し,同じ実験条件の場合でもしばしば矛盾があり,これは抽出プロトコルの選択を大きく複雑にしている。本研究は,混合培養バイオマス試料(硝化,硝化-Anammoxと活性スラッジバイオマス)に適用した既存の物理的及び化学的EPS抽出方法の厳密で批判的評価を報告した。新規蛍光に基づく方法を,各種EPS抽出プロトコルのリシスポテンシャルを定量するために開発し,キャリブレーションした。筆者等は,細胞リシス(EPS抽出物のDNA濃度又はG6PDH活性)を評価するための一般的に使用される方法は,細胞の生存と相関していないと結論した。更に,筆者等は,EPS抽出物のいくつかの化合物の存在が,標準分析方法を用いることで蛋白質と炭水化物の濃度を大きく過小評価する結果となることを発見した。基準として最大EPS抽出収量と最小バイオマスリシスの両方を保持するために,各種バイオマス試料中のしっかり結合したEPA成分を定量及び比較するための最良な方法として超音波ベース抽出法を特定した。蛋白質は,常にすべての分析試料の主なEPS成分であった。しかし,硝化濃縮からのEPSはDNAが豊富で,活性スラッジEPSはフミン酸と炭水化物の含量が高く,そして硝化-AnammoxEPSは硝化EPSと組成が似ている一方,疎水性生体高分子の成分が低かった。一般に易抽出性EPSは,炭水化物とフミン物質がより豊富で,一方DNAはしっかり結合したEPS成分でのみで検出された。結論として,本報で示した方法は,更なるEPSキャラクタリゼーション研究における分析ツール及びEPS抽出プロトコルの合理的選択を支援する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  下水,廃水の生物学的処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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