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J-GLOBAL ID：201302268990273828   整理番号：13A1893270

滑り帯衝突によって誘起する粒界応力場および微小亀裂発生の予測

Prediction of grain boundary stress fields and microcrack initiation induced by slip band impingement

著者 (2件)： SAUZAY Maxime (CEA, DEN, DMN, SRMA, 91191 , Gif-sur-Yvette, FRA) ,  MOUSSA Mohamed Ould (CEA, DEN, DMN, SRMA, 91191 , Gif-sur-Yvette, FRA)
資料名： International Journal of Fracture  (International Journal of Fracture)
巻： 184  号： 1-2  ページ： 215-240  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： B0696A  ISSN： 0376-9429  CODEN： IJFRAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 滑り局所化は,それらの結晶構造が何であれ,繰返し変形あるいは後放射引張変形をうける金属結晶において広く観察される。このため,粒界(GB)とのそれらの相互作用での方向局所応力集中によって誘起する薄い滑り帯(SB)において,強い歪局所化が起こる。Strohおよび他のパイオニア研究以来,変位パイルアップ理論に基づく多くのGB応力場定式が検討されている。これらでは,予測GB破壊発生に対するGriffithクリテリオンを用いている。しかし,最近の観察では,滑りは単一原子平面において局所化し,信頼性のない結果につながることがわかった。事実,多数の滑り平面は塑性的に活性化し,有限滑り帯厚を検討する必要がある。弾性マトリックスに埋込んだ低限界分解せん断応力による滑り帯を検討し,多数の結晶有限要素(FE)計算を行なった。計算したGB公称およびせん断応力場は,パイルアップのそれより非常に低く,SBコーナーに近い滑り帯厚に強い依存性を示すが,パイルアップ理論で予測した解とよく一致する。パイルアップ理論は局所GB応力場の過剰評価につながるため,本文では,FE計算に基づくGB応力要素の解析的モデルを検討した。整合する漸近展開のフレームワークにおいて,有限長さのV形切欠きによる亀裂に一般的に適用される各種のパラメータの影響を検討した。最後に,各種の環境において引張荷重をうける予放射オーステナイト系ステンレス鋼におけるGB破壊に対して予測した遠方応力を,実験データおよびパイルアップベース予測と比較した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *滑り帯 ,  応力場 ,  微小亀裂 ,  亀裂発生 ,  結晶粒界 ,  応力集中 ,  解析モデル ,  有限要素法 ,  *破壊力学 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： 粒界

分類 (1件)： 金属材料  (HC04020L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 滑り帯 ,  衝突 ,  誘起 ,  粒界 ,  応力場 ,  微小 ,  亀裂発生 ,  予測