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J-GLOBAL ID:201302268990827580   整理番号:13A1176978

互いに異なるNa+及びCl-蓄積挙動を有する二倍体及び四倍体ミカンの葉プロテオームの塩ストレス誘導変化

Salt-stress induced changes in the leaf proteome of diploid and tetraploid mandarins with contrasting Na+ and Cl- accumulation behaviour
著者 (10件):
資料名:
巻: 170  号: 12  ページ: 1101-1112  発行年: 2013年08月15日 
JST資料番号: E0822B  ISSN: 0176-1617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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軽度の塩ストレスに対するかんきつ類の遺伝子変化を理解するために,2種のかんきつ類の遺伝子型(Cleopatra及びWillow leaf)に関する類似性調査において,プロテオミクス方法を用いた。それはNa+及びCl-蓄積,さらにそれらの近縁同室四倍体(4×)と異なる。二次元ゲル電気泳動を用いて,約910の蛋白質スポットを,全遺伝子型の対照実験及び塩ストレス葉で,再現性良く検出した。それらの間で,少なくとも1種の遺伝子で顕著な変異を示す44の蛋白質スポットについて,同定のために質量分光分析を行った。塩反応プロテインは,いくつかの機能に関与した。光合成過程,ROS捕捉,ストレス防御及びシグナリングを含んだ。遺伝子型因子は,塩反応パターン,特に炭素代謝のものに影響する。イオンアキュムレーターがないCleopatraのミカン遺伝子は,塩反応蛋白質の最高数,すなわちカルビン回路関連の蛋白質のアップレギュレーションを示唆した。逆に,イオンアキュムレーターが存在するWillow leafのミカン遺伝子は,いくつかの光吸収関連の酵素の高レベルを示唆した。蛋白質(12スポット)の共通セットは,2×及び4×Cleopatra,さらに4×Willow leafのミカンの塩ストレスを受けた葉で高レベルを示唆した。興味深いことに,酸化防止酵素及び熱ショック蛋白質は,近縁の2×遺伝子型と比較して,4×Cleopatra及び4×Willow leafのミカンのより高い構成レベルを示唆した。この研究は,イオン蓄積及び近縁同質四倍体を比較して,かんきつ類の遺伝子に及ぼす8週間の塩ストレスの影響に関する最初の情報を提供する。結果から,遺伝子因子は,塩反応に及ぼす顕著な効果があることをはっきりと示唆する。しかし,遺伝子型から独立している共通のストレス反応もまた発見した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  遺伝子の構造と化学  ,  植物の生化学  ,  植物生理学一般 

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