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J-GLOBAL ID：201302269005494846   整理番号：13A1408493

水からの酸素発生に対する電極触媒としての1,4-ビス(3-ピリジルアミノメチル)ベンゼンからなる2種類の新規Co(II)配位重合体

Two novel Co(II) coordination polymers based on 1,4-bis(3-pyridylaminomethyl)benzene as electrocatalysts for oxygen evolution from water

著者 (5件)： GONG Yun (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  SHI Hui-Fang (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  HAO Zhi (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  SUN Jun-Liang (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  LIN Jian-Hua (Chongqing Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 42  号： 34  ページ： 12252-12259  発行年： 2013年09月14日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硬いピリジン環と柔軟な-CH₂-NH-基を含む新規二極性N-ドナー配位子,1,4-ビス(3-ピリジルアミノメチル)ベンゼン(L),を合成し,2種類の金属有機骨格(MOF)物質,Co(L)_0.5(adip)(1; H₂adip=アジピン酸)とCo₂(L)₂(5-bdc)₂(H₂O)₂・H₂O(2; 5-H₂bdc=5-ニトロイソフタル酸)を水熱合成により得た。1と2のX線構造解析を行った。両錯体とも低い過電圧で水を分解しO₂を発生する効率的電極触媒として働き,電流が増大することを見いだした。1と2の電極触媒活性の違いは両錯体の骨格構造の違いにより解釈できた。また,両錯体の骨格構造の違いは,熱的安定性ならびに紫外可視吸収スペクトルの違いとしても観測された。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  X線構造解析 ,  *電極触媒 ,  *酸素発生 ,  *水 ,  熱安定性 ,  紫外可視吸収スペクトル
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *金属-有機骨格

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水 ,  酸素発生 ,  電極触媒 ,  ビス ,  ベンゼン ,  CO ,  配位重合体