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J-GLOBAL ID：201302269043909057   整理番号：13A0896561

ミミック:規則性ベースの検出法を回避する能動型隠れチャネル

Mimic: An active covert channel that evades regularity-based detection

著者 (2件)： KOTHARI Kush (Qualcomm Inc., 5775 Morehouse Drive, San Diego, CA 92121, USA) ,  WRIGHT Matthew (Dep. of Computer Sci. and Engineering, The Univ. of Texas at Arlington, Arlington, TX 76019, USA)
資料名： Computer Networks  (Computer Networks)
巻： 57  号： 3  ページ： 647-657  発行年： 2013年02月26日 
JST資料番号： A0360B  ISSN： 1389-1286  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 隠れタイミングチャネル(covert timing channel)は,セキュアシステムから秘密を持ち出すために攻撃者が使う,ネットワークタイミングを利用して隠された通信チャネルのことである。能動型隠れチャネル(Active covert channels)の手法は,攻撃者のプログラムが無害なトラフィックを自動生成してその中に隠れチャネルを埋め込む,というもので,特に問題である。合法的なトラフィックと同じ遅延分布を有するトラフィックを生成する能動型隠れチャネルを作成することは比較的容易である。しかし,これらのチャネルは規則性(regularity)を利用して検出可能である。なぜなら,能動型隠れチャネルのトラフィックはプログラムによって生成されているため,人間が生成するトラフィックと識別することが可能だからである。意図的に規則性を無くしたトラフィックを生成する能動型隠れチャネルの構築法について論じた。ミミック(擬態者)と命名した能動型隠れチャネルを提案した。ミミックは二つのモジュールから成る。形状モデラと規則性モデラである。ミミックの主要な新規性は,合法的なトラフィックと類似した不規則性を有するとトラフィックパターンを分布特性を維持したまま生成可能なことである。提案した手法の有効性をLANを通した実験により検証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： インターネット ,  *コンピュータセキュリティ ,  *通信チャネル ,  遅れ ,  生産 ,  規則度 ,  モジュール ,  LAN【通信】
準シソーラス用語： 規則性 ,  自動生成 ,  遅延

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ミミック ,  規則性 ,  検出法 ,  回避 ,  隠れチャネル