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J-GLOBAL ID:201302269046883610   整理番号:13A0249855

廃棄澱粉資源からのバイオアルコール生産における予備工程としてのキャッサバパルプの酵素加水分解処理

Cassava pulp enzymatic hydrolysis process as a preliminary step in bio-alcohols production from waste starchy resources
著者 (8件):
資料名:
巻: 39  ページ: 273-279  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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タピオカ澱粉工場は,管理するために数工程の廃棄物処理を要する大量の廃水と固型廃棄物を発生させる。特に,固型廃棄物は,高レベルの澱粉-リグノセルロース系バイオマス,主に,キャッサバパルプ(CP)を含有する。上述の廃水も残存キャッサバ成分を含み,通常,キャッサバ廃水(CWW)と呼ばれる。これらの残存資源は,アセトン-ブタノール-エタノール(ABE)発酵処理から生じる生産物等のバイオ燃料(再生可能エネルギーの担い手)の生産のための潜在的に有望な基質である。発酵工程の前の澱粉-リグノセルロース基質の酸加水分解と酵素加水分解の従来の結合工程は,酸汚染廃棄物と加水分解反応処理のための長時間(数時間)の消費等の複雑な問題を引き起こす。これらの問題に対処するために,キャッサバパルプ(CP)を,単独,または,キャッサバ澱粉廃水(CWW)を付加して,モデル原料(原料)として用い,改造した1工程の加水分解を創出した。この1工程の加水分解処理は,最適処理時間を少なくし(2時間),の酸加水分解と酵素加水分解の2工程の組合せに対して前回報告した同等の糖レベルの低減をもたらした。改造した1工程の酵素加水分解の後に,還元糖溶液を,出芽酵母TISTR5339,または,酪酸菌TISTR1032の何れかを用いて,それぞれ,エタノールとABE生産のために発酵させた。滅菌した廃溶液中のCP(67 g/L)のエタノール発酵(出芽酵母の使用による)は,成分中に(他の成分の他に)8.8 g/Lのエタノールを含むバイオプロダクト混合物を産出したが,このエタノール濃度は,廃溶液をCWWにより置き換えることにより12.9 g/Lに増加した。単独,または,CWWを補足した糖化CPは,酪酸菌により,それぞれ,9.65 g/Lと10.24 g/Lの総ABE生産をもたらしたが,CWWの付加により,エタノールは9 g/L(溶媒組成の93%)から1.64 g/L(溶媒組成の16%)へと低下し,ブタノールが主要な生産物になった(53.2%; 2.5 g/L)。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  液体燃料工業 

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