文献
J-GLOBAL ID:201302269155133981   整理番号:13A1843239

新規アルギン酸定量法の開発

Development of a Novel Determination Method for Alginic Acid
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号: 11  ページ: 654-660  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 1341-027X  CODEN: NSKKEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
定量法の統一が未完成で,かつ,10年以上見直しされてない食品中でのアルギン酸定量法を再検討した。本報で開発した定量法は,食物繊維画分を抽出し,そこにマグネシウム塩を添加してアルギン酸を回収した。この方法により,加工食品や海藻に含まれるアルギン酸を定量することが可能であった。その際,マトリクスとして存在するフコイダンなど粘性を持つ多糖類の影響を除去した事を確認した。カルバゾール硫酸法による検量線の直線性はr=0.9999,定量値の平均が26.6g/100gである昆布を用い,繰り返し7回測定した時の中間精度(相対標準偏差)は2.1%であった。定量下限は0.1g/100gであり,真度は添加回収率として67.3~99.2%の範囲であった。ただし,今回調査しなかった増粘剤等の影響調査と,低分子化されたアルギン酸の回収率向上が課題として残った。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の分析  ,  多糖類 
引用文献 (15件):
  • 1) 笠原文善,宮島千尋,酒井久美子,佐藤元昭,アルギン酸およびその塩類のめん質との関係,食品と科学,42, No. 10, 87-90 (2000).
  • 2) Pfenninger H.B., Anderegg P. and Vykoukal E., J. Am. Soc. Brew. Chem., 41, 40-42 (1983).
  • 3) Rourke T.J., Clarke A.D., Bailey M.E. and Hedrick H.B., J. Food Sci., 58, 973-977 (1993).
  • 4) 木村太郎,上田京子,黒田理恵子,赤尾哲之,篠原直哉,後川龍男,深川敦平,秋元恒基,福岡県大島産アカモクSargassum horneri中に含まれる多糖類の季節変動,日本水産学会誌,73, 739-744 (2007).
  • 5) 川崎洋子,加藤千晶,石綿 肇,山田 隆,食品衛生学雑誌,39, 297-302 (1998).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る