文献

J-GLOBAL ID：201302269163157237   整理番号：13A1283260

PVCカテーテルに対する大動脈の接触相互作用

Contact interactions of aorta against PVC catheters

著者 (4件)： PROKOPOVICH Polina (School of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences, Cardiff Univ., Redwood Building, King Edward VII Avenue, Cardiff ...) ,  PROKOPOVICH Polina (Inst. of Medical Engineering and Medical Physics, School of Engineering, Cardiff Univ., Cardiff, CF24 3AA, GBR) ,  PERNI Stefano (Div. of Microbial Diseases, Eastman Dental Inst., Univ. Coll. London, 256 Gy’s Inn Road, London, WC1X 8LD, GBR) ,  PERNI Stefano (Materials Chemistry Res. Centre, Dep. of Chemistry, Univ. Coll. London, 20 Gordon Street, London, WC1H OAJ, GBR)
資料名： Tribology International  (Tribology International)
巻： 66  ページ： 157-164  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： E0409B  ISSN： 0301-679X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カテーテルは医薬や液体の供給や排出に用いる一般的医用機器で,こうした機器は生体への挿入時には摩擦力が生じ患者の不快や組織損傷を招き得る。新材料の開発では摩擦特性の評価は重要なステップだが,開発段階では生のシート材料しか入手できずそれでカテーテルは製作できず,結局invitro試験を良く実施する。粗さの山頂は完全な半球では無い事を考慮して,JKR(ヨハンソン,ケンダル,ロバーツ)理論「プロコビッチとペルニが提唱。ラングミュア.26(2610).p.17028~17036」を拡張した「マルチ粗さ付着モデル」を用いる事で,回転楕円体や放物面体状の粗さを扱えるようにした。大動脈組織とPVC(ポリ塩化ビニル)カテーテル間の付着も「潤滑剤としての血液と表面間の液膜から生じる毛管力との存在に考慮」したモデルとして構築した。大動脈表面の諸特性(粗さの高さや曲率半径)を求めて以後の計算に使用し,モデルを用いて付着力と真実接触面積(これ等は乾燥および潤滑の場合の静摩擦係数予測に使用)を計算した。付着力と摩擦係数の値につき,実験結果とシミュレーション結果間での良き整合を見た。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 大動脈 ,  *カテーテル ,  楕円体 ,  面積 ,  *シミュレーションモデル ,  in vivo実験 ,  *トライボロジー ,  *接触問題 ,  ポリ塩化ビニル ,  摩擦係数 ,  滑り摩擦 ,  生体モデル ,  表面粗さ ,  付着力
準シソーラス用語： PVC【重合体】 ,  バイオトライボロジー ,  真実接触面積

分類 (3件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： PVC ,  カテーテル ,  大動脈 ,  接触相互作用