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J-GLOBAL ID：201302269286743220   整理番号：13A1452923

リエントリー相挙動をもつ2パッチコロイドモデル

Two-patch colloidal model with re-entrant phase behaviour

著者 (2件)： KALYUZHNYI Y. V. (Inst. for Condensed Matter Physics, Svientsitskoho 1, 79011 Lviv, UKR) ,  CUMMINGS P. T. (Dep. of Chemical Engineering, Vanderbilt Univ., Nashville, Tennessee 37235-1604, USA and Center for Nanophase ...)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 10  ページ： 104905-104905-6  発行年： 2013年09月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイプAとBの2つの二重結合性パッチをもつ剛体球パッチコロイドモデルに関する2次熱力学摂動理論を提案した。AB結合は粒子の3次元ネットワークの形成をもたらし,AAおよびBB結合は鎖の形成を促進する。この理論を応用して,ポテンシャルモデルパラメータの異なる値でのモデルの相挙動を調べた。ネットワークと鎖形成の間の競合が,上下の臨界点をもつリエントラント相挙動を引き起こす。付加的なファンデルワールス型相互作用をもつモデルは気液相共存の3つの臨界点と2つの分離領域をもつリエントラント相図をもち得る。今回の結果を異なる結合状態にある粒子の分画に関して解析し,リエントラント相共存は,鎖末端に多い気相と分岐点に多い液相の間の共存として見ることができると結論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *挙動 ,  *コロイド ,  剛体球 ,  摂動論 ,  ネットワーク ,  ネットワークアーキテクチャ ,  van der Waals力 ,  臨界点 ,  状態図 ,  特異点 ,  気液平衡
準シソーラス用語： ネットワーク形成 ,  ファンデルワールス相互作用 ,  摂動理論 ,  *相挙動 ,  相図 ,  分岐点

分類 (1件)： 相平衡・状態図一般  (CB03011C)

タイトルに関連する用語 (2件)： リエントリー ,  相挙動