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J-GLOBAL ID：201302269300931832   整理番号：13A0136038

準カゴメ系Cu₃Bi(SeO₃)₂O₂Brのテラヘルツ分光

Terahertz spectroscopy in the pseudo-Kagome system Cu₃Bi(SeO₃)₂O₂Br

著者 (9件)： WANG Zhe (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  SCHMIDT M. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  GONCHAROV Y. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  GONCHAROV Y. (Inst. General Physics, Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  TSURKAN V. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  TSURKAN V. (Inst. Applied Physics, Acad. Sci. Moldova, Chisinau, MDA) ,  VON NIDDA H.-A. Krug (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  LOIDL A. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  DEISENHOFER J. (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 86  号： 17  ページ： 174411.1-174411.4  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二次元カゴメ格子上のS=1/2スピンからなる系は強くフラストレートした興味深い磁性を示す。ここでは,弱い反強磁性結合で結ばれた準カゴメ格子系Cu₃Bi(SeO₃)₂O₂Brの磁気励起を,テラヘルツ波領域での透過スペクトルを温度と磁場の関数として観測することにより調べた。ゼロ磁場においては,約27.4Kの磁気秩序温度以下において,2本の共鳴吸収ピークが観測され,それらは温度の低下とともに高エネルギー側へシフトし,3.5Kで1.28meVと1.23meVに達した。最大7Tまでの磁場を加えると,4本の共鳴ピークが現れ,それらのピーク周波数は磁場強度に対して直線的に増大した。結果を反磁場と異方性磁場効果を考慮した強磁性共鳴モデルにより説明した。

シソーラス用語： 格子 ,  低次元系 ,  *分光分析 ,  *銅化合物 ,  *ビスマス化合物 ,  *セレン化合物 ,  *酸化物 ,  *臭化物 ,  磁性体 ,  励起 ,  磁場 ,  異方性磁場 ,  強磁性共鳴
準シソーラス用語： カゴメ格子 ,  *テラヘルツ分光法 ,  フラストレート磁性体 ,  磁気励起 ,  反磁場

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (1件)： テラヘルツ分光