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J-GLOBAL ID:201302269363118147   整理番号:13A1143885

先進的心臓細胞療法のためのヒト幹細胞ベースの3次元微小組織

Human stem cell-based three-dimensional microtissues for advanced cardiac cell therapies
著者 (15件):
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巻: 34  号: 27  ページ: 6339-6354  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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心臓幹細胞療法は心筋疾患の治療選択肢として提案されている。本研究では3次元微小組織(3D-MT)を形成する能力を,臨床的に意義のあるヒト幹細胞ソース間で比較した。ヒト骨髄由来と脂肪組織由来間葉系幹細胞(hBMMSCとhATMSC),ヒト胚性幹細胞由来Isl1+心臓前駆細胞(hESC-Isl1+細胞),未分化ヒト人工多能性細胞(hiPSC)の1細胞懸濁物を,懸滴培養を用いて3D-MTを作製する前に,性質決定した。細胞特異的3D-MT形成の基本的好適性以外に,組織学,免疫細胞・組織化学,フローサイトメトリーを用いて,詳細な1対1比較を実施した。球状-卵形形状と均一な3D-MTをすべての細胞タイプから成功裏に作製可能で,最初の24時間以内での緩い形成で始まり,3日後に完全に安定化して,平均3D-MT直径は194.56μm(hBMMSC),194.56μm(hATMSCs),159.73μm(hESC-Isl1+細胞),120.95(hiPSC)となった。全3D-MTは均一な細胞分布を示したが,hiPSC由来3D-MTは,外部境界に主に位置するコンパクトな細胞形成を示した。hESC-Isl1+とhiPSC由来3D-MTは,それらの増殖活性を維持していた。全4タイプの3D-MTは,70%を越える同等の生存性であることが明らかとなり,それらの1細胞対応物と同等の細胞特異的発現プロファイルを示した。3D-MT形成時の細胞外マトリックス(ECM)産生を全ての細胞特異的3D-MTで認めた。興味深いことに,ECM分布はhATMSCとhiPSCベースの3D-MTでは均一だったが,それは,hESC-Isl1+とhBMMSCベースの3D-MTの中心内に主に濃縮されているようだった。本結果は,3D-MTが懸滴培養に際してhESC由来Isl1+細胞とhiPSCとMSC系統から成功裏に作製可能であることを示した。細胞移植前のin vitroでの3D-MT形成の概念は,細胞移植と生存を強化する将来的戦略のための有望送達形式を代表するかもしれない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  細胞学一般 

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