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J-GLOBAL ID：201302269404412012   整理番号：13A1161332

熱変性蛋白質のリフォールディングのための温度応答性混合シェルポリマーミセル

Temperature-Responsive Mixed-Shell Polymeric Micelles for the Refolding of Thermally Denatured Proteins

著者 (8件)： LIU Xue (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Yang (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Zhenkun (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  HUANG Fan (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  TAO Qian (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  MA Rujiang (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  AN Yingli (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  SHI Linqi (Nankai Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 19  号： 23  ページ： 7437-7442  発行年： 2013年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然分子シャペロンの熱ショック蛋白質(Hsp)は適切な蛋白質立体配座の促進と蛋白質凝集の抑制に重要な役割を演じる。今回,Hsp系GroEL-GroES複合体の構造と機能に類似した熱感受性混合シェルポリマーミセル(MSPM)について報告した。MSPMはブロックコポリマーのポリ(ラクチド)-b-ポリ(エチレンオキシド)(PLA-b-PEG)とPLA-b-ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PLA-b-PNIPAM)の共集合で作製した。PNIPAMの下限臨界溶解温度以上でMSPMはコア-シェル-コロナミセル(CSCM)となった。CSCMの疎水性PNIPAMドメインはアンフォールディングした蛋白質中間体を捕獲した。モデルとして炭酸脱水酵素B(CAB)を選択した。MSPM存在下,70°C変性後の冷却中にCAB活性はほぼ93%回復した。MSPM由来のシャペロンは疾患のミスフォールディングした蛋白質の毒性凝集の予防に有用であると結論した。

シソーラス用語： 熱変性 ,  *折畳み構造 ,  機能性高分子 ,  重合体 ,  *ミセル ,  *熱ショックタンパク質 ,  シャペロンタンパク質 ,  タンパク質複合体 ,  ブロック共重合体 ,  ポリ乳酸 ,  臨界溶解温度 ,  炭酸アンヒドラーゼ ,  構造 ,  自己集合 ,  円偏光二色スペクトル ,  酵素活性度 ,  環状エーテル ,  コアシェル構造 ,  GroEL蛋白質 ,  GroES蛋白質 ,  ドメイン構造 ,  タンパク質アンフォールディング ,  タンパク質リフォールディング ,  *高分子ミセル ,  熱応答性高分子 ,  LCST
準シソーラス用語： *ポリマミセル ,  温度応答性高分子 ,  下限臨界溶解温度

分類 (2件)： ミセル  (CB11020N) ,  分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (2件)： N-イソプロピルアクリルアミド ,  エチレンオキシド

タイトルに関連する用語 (5件)： 変性蛋白質 ,  リフォールディング ,  温度応答 ,  シェル ,  ポリマーミセル