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J-GLOBAL ID：201302269459819464   整理番号：13A1787902

街路沿いのオープンテラスにおける空間的特徴および利用実態の研究 代官山・有楽町を事例として

A STUDY ON THE SPATIAL CHARACTERISTICS AND THE ACTUAL USAGE OF STREET TERRACE SEATING -Case study in Daikanyama and Yurakucho-

著者 (3件)： 井上岳 (慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻) ,  鈴木美央 (慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科) ,  ホルヘアルマザン (慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 19  号： 42  ページ： 699-704 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では屋外に席を設けた形態の飲食店をオープンテラス飲食店と定義する。オープンテラス飲食店として,オープンカフェと呼ばれるカフェがこの例に当てはまり,居酒屋においても席を屋外に出して営業する形態のものを本論文では「オープン居酒屋」と定義する。ここでは代官山と有楽町を例としてあげている。調査としてはインタビューを行っている。道路と接する私有地のオープンカフェと道路空間の使用・占用のオープン居酒屋において,道路交通法等の規制がかからない場合とかかる場合を比較して,それぞれの地域で事例研究を行い,オープンテラスの面積,席数や街路との空間的連続性などの空間的特徴,運営・利用実態のされ方を具体的に記述した。本研究では,欧米のように街路空間のテラス席利用に細かい法規のない我が国において,都市状況に合わせて形成された合法オープンカフェと違法のオープン居酒屋,異なる2つのタイプを調査したが,両タイプとも賑わいを誘発する空間として成功していると言える。

シソーラス用語： *道路空間 ,  商店建築 ,  *レストラン ,  交通法規 ,  面接調査 ,  街路
準シソーラス用語： *街路空間 ,  *オープンテラス ,  オープンカフェ ,  飲食店 ,  道路交通法 ,  *オープン居酒屋 ,  インタビュー ,  繁華街 ,  賑い

分類 (3件)： 商業建築,事務所建築  (RB05030K) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (24件)：

• 1) J.ゲール,北原理雄 訳:屋外空間の生活とデザイン,鹿島出版会,pp.15-21,1990.3
• 2) 北原理雄, 篠原修, 加藤源, (財)都市づくりパブリックデザインセンター:公共空間の活用と賑わいまちづくり,学芸出版社,pp.20-21,2007.5
• 3) 青柳瑞恵, 堀繁:東京におけるオープンカフェの立地とデザインに関する研究:都市計画論文集,第31号, pp.223-228, 1996.11
• 4) エルファディング ズザンネ, 卯月盛夫:ドイツにおけるオープンカフェの法制度とその運用に関する研究−15都市を事例に−, 日本建築学会計画論文集, 第566号, pp.97-104, 2003.4
• 5) 加藤浩司, 渡辺直, 井澤知旦, 北原理雄:欧米における街路空間の公共利用制度に関する研究−6都市のオープンカフェ運用を事例に−, 日本建築学会計画系論文集, 第530号, pp.185-192, 2000.4

タイトルに関連する用語 (3件)： 街路 ,  テラス ,  研究