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J-GLOBAL ID：201302269469500890   整理番号：13A0627108

アプタマー修飾Au/Agコアシェルナノ粒子とSERS(表面増強Raman散乱)分光法を用いる,微小滴チャンネルでの水銀(II)イオンの微量成分分析

Trace analysis of mercury(II) ions using aptamer-modified Au/Ag core-shell nanoparticles and SERS spectroscopy in a microdroplet channel

著者 (8件)： CHUNG Eunsu (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  GAO Rongke (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  KO Juhui (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  CHOI Namhyun (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  LIM Dong Woo (Hanyang Univ., Ansan, KOR) ,  LEE Eun Kyu (Gacheon Univ., Sungnam, KOR) ,  CHANG Soo-Ik (Chungbuk National Univ., Cheongju, KOR) ,  CHOO Jaebum (Hanyang Univ., Ansan, KOR)
資料名： Lab on a Chip  (Lab on a Chip)
巻： 13  号： 2  ページ： 260-266  発行年： 2013年01月21日 
JST資料番号： W2330A  ISSN： 1473-0197  CODEN： LCAHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中の水銀(II)イオンを迅速かつ高感度に測定できる新たな方法を考案した。本法では,SERSベースのマイクロ流体センサー,ならびに,アプタマーを結合させたナノ粒子をSERSプローブとして利用する。後者の合成に当たっては,チオール化したDNAプローブを金ナノ粒子に結合させた後,Ramanシグナルを増強するために銀で被覆し,最後にハイブリダイゼーションで,Cy3標識アプタマーを結合させた。水銀(II)イオンが存在すると,T-水銀(II)-Tを介したヘアピン構造の形成により,アプタマー分子がナノ粒子から遊離し,結果としてSERSシグナルが減少する。このシステムによって,10^-11M以下の水銀(II)が検出可能であり,10^-6~10^-11Mの濃度範囲で良好な反応の直線性を得ることができた。

シソーラス用語： *金属イオン ,  *水銀化合物 ,  定量分析 ,  水試料 ,  公害計測 ,  微量成分 ,  微粒子 ,  ナノ粒子 ,  *DNA【核酸】 ,  *表面増強Raman分光法 ,  流体素子 ,  バイオセンサ ,  水質試験 ,  マイクロ流体デバイス
準シソーラス用語： *DNAアプタマー ,  コアシェル粒子 ,  金ナノ粒子 ,  *水銀イオン

分類 (3件)： 水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N) ,  バイオアッセイ  (EA03060N) ,  重金属調査測定  (SB02070I)

タイトルに関連する用語 (14件)： アプタマー ,  修飾 ,  Au ,  Ag ,  コアシェル ,  ナノ粒子 ,  表面増強Raman散乱 ,  分光法 ,  微小 ,  滴 ,  チャンネル ,  水銀 ,  イオン ,  微量成分分析