抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この研究の目的は,バイオガスプラントで2つの異なるタイプの肥料源(鶏と牛からの)の中温(35±2°C)嫌気性菌による共蒸解を適用する時の,バイオガス回収の可能性を評価することである。共基質の存在下でのバイオガス生産の改善を評価するために,動物肥料とともにトウモロコシ貯蔵牧草を蒸解する。トウモロコシ貯蔵牧草を牛と鶏の廃棄物と一緒に共蒸解すると日々のバイオメタンと全エネルギー(電力+熱)生産は約1.2倍に改善された。生産したバイオガスからの熱と電力のエネルギー可能性はCHPユニットの変換率を使って決定した。両方のケースで大きなエネルギー回収が達成される。即ち,トウモロコシ貯蔵牧草添加の無しと,有りで,それぞれ,約45.05×10
3と51.06×10
3kWhの全エネルギー生産に対応して,全メタン生産は5800と6580m
3/日と計算された。結果として得られたバイオメタン生産が熱要求量の基礎である場合には熱解析も行った。加熱必要量の主要な部分はスラリーの運転温度(この研究では35°C)への加熱から成っていることを結果は示した。全体の熱必要量をCHPユニットの熱の可能性と比べると,生産された熱は,エネルギー節約と余剰熱を与える成功する中温共蒸解が,バイオガスの前提で,他の場所で利用するのに十分であることは明確である。従って,もし適切なエネルギー回収技術が与えられれば,相応しい共基質を持つ鶏と牛の肥料の共蒸解を含む処理プラントは再生可能エネルギーのネット生産者となっている。バイオガスとエネルギー節約の改善は,これらの2つの有機廃棄物の共蒸解は,共基質としてのトウモロコシ貯蔵牧草と実行可能であることを実証するが,共蒸解装置は,特に鶏からの高いフリーアンモニアレベルによる可能性のある抑制のために制御が必要である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.