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J-GLOBAL ID：201302269531797012   整理番号：13A0990681

血小板数は肺非小細胞癌の予後を予測する

Platelet count predicts prognosis in operable non-small cell lung cancer

著者 (4件)： YU Dangfan (Zhejiang Provincial Corps Hospital, Zhejiang, CHN) ,  LIU Bingjiang (Zhejiang Provincial Corps Hospital, Zhejiang, CHN) ,  ZHANG Lizhen (Zhejiang Provincial Corps Hospital, Zhejiang, CHN) ,  DU Kaiqi (Zhejiang Provincial Corps Hospital, Zhejiang, CHN)
資料名： Experimental and Therapeutic Medicine  (Experimental and Therapeutic Medicine)
巻： 5  号： 5  ページ： 1351-1354  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： W2346A  ISSN： 1792-0981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ギリシャ (GRC)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,肺非小細胞癌患者(NSCLC)における血小板数と患者背景ならびに患者予後との関連性を検討することを目的とした。2006年から2009年の間に外科的切除が可能なNSCLCと診断された患者510名を対象とし,血小板数と患者背景ならびに患者予後との相関性を後向きに検討した。結果,これら患者全員における血小板数中央値は203×10⁹/lであった。さらにWHO/IASLC分類によるT3およびT4患者群とT1およびT2患者群間での比較において,T1およびT2患者群よりもT3およびT4患者群で血小板数中央値が有意に高いことが示された。またハザード比の計算結果は,腫瘍進行リスクが血小板増加患者群で血小板数正常患者群よりも増大することが認められた。さらに累積総3年生存確率は血小板数増加患者群で59.2%,正常血小板数患者群では75.3%であった。以上より,切除可能なNSCLC患者における術前の血小板数が新規な独立した予後予測因子であることが提示された。

シソーラス用語： ヒト ,  腫瘍 ,  血球計数 ,  血小板 ,  生存率 ,  *バイオマーカー ,  予後 ,  *非小細胞肺癌
準シソーラス用語： *肺非小細胞癌 ,  3年生存率 ,  血小板数 ,  手術可能腫瘍 ,  予後予測マーカー

分類 (2件)： 呼吸器の腫よう  (GI04000G) ,  臨床腫よう学一般  (GE03010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 血小板数 ,  肺非小細胞癌 ,  予後 ,  予測