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J-GLOBAL ID:201302269559514423   整理番号:13A1407771

金属イオンによる処理後の内生菌Berkleasmium種Dzf12の液体培養におけるパルマルマイシンC12およびパルマルマイシンC13の生産の増強

Enhancement of Palmarumycins C12 and C13 Production in Liquid Culture of Endophytic Fungus Berkleasmium sp. Dzf12 after Treatments with Metal Ions
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 979-998 (WEB ONLY)  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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内生菌Berkleasmium種Dzf12の液体培養における,菌糸生長とパルマルマイシンC12およびC13の生産に対する,8つの金属イオン(すなわちNa+,Ca2+,Ag+,Co2+,Cu2+,Al3+,Zn2+,Mn4+)の影響が検討された。3つの金属イオンのCa2+,Cu2+,Al3+は,菌糸体成長とパルマルマイシン生産を増強するのに最も効果があると示された。カルシウムイオン(Ca2+)が3日目に10.0mmol/Lを培地に,銅イオン(Cu2+)が3日目に1.0mmol/Lを培地に,アルミニウムイオン(Al3+)が6日目に2.0mmol/Lを培地に加えられたとき,パルマルマイシンC12とC13の最大生産値は,それぞれ137.57mg/L,146.28mg/L,156.77mg/Lとして得られ,それは,コントロールの値(34.91mg/L)と比較して,それぞれ3.94倍,4.19倍,4.49倍であった。Al3+濃度が4mmol/Lより高かったとき,Al3+はパルマルマイシンC12生産を促進した。Ca2+は,Berkleasmium種Dzf12の菌糸生長において効果の向上を示した。パルマルマイシンC13生産におけるCa2+,Cu2+,Al3+の組合せ効果が,中心複合計画(CCD)および応答曲面法(RSM)に基づいた統計的手法を採用することにより,さらに検討された。パルマルマイシンC13と3つの金属イオンの間の二次回帰式を解明することにより,パルマルマイシンC13生産のための培地中のCa2+,Cu2+,Al3+の最適濃度は,それぞれ,7.58,1.36,2.05mmol/Lと測定された。最適条件の下で,予測された最大パルマルマイシンC13生産値は,208.49mg/Lになった。培地中のCa2+,Cu2+,Al3+の組合せを最適化することにより,パルマルマイシンC13生産値は,203.85mg/Lまで増加され,元の基礎的な培地中の値(33.98 mg/L)と比較して,6.00倍であった。結果は,適切な金属イオン(すなわち,Ca2+,Cu2+,Al3+)が,パルマルマイシン生産を増強することを示す。金属イオンの使用は,内生菌Berkleasmium種Dzf12の液体培養において,パルマルマイシン生産のための効果的戦略である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産  ,  抗生物質の合成 
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