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J-GLOBAL ID:201302269711313722   整理番号:13A1465966

ダイアモンドや他のマントル関連岩石に含まれるクロマイトの微小メスバウアによる研究

A micro-Moessbauer study of chromites included in diamond and other mantle-related rocks
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 671-679  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: C0856A  ISSN: 0342-1791  CODEN: PCMIDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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酸素の逸散性(fO2)は,マントルの変遷において基本的であるにもかかわらずほとんど知られていない変数である。それ(酸素の逸散性)は,マントルの固相線のP/T位置とマントルで生じる溶融体や液体の組成に影響を与え,マントル-中心核間の平衡その他数多くの地球物理学的な性質を支配する。酸化状態に関する一つの重要な情報源は,マントルスピネル中のFe(3+)-Fe(2+)比である。マントルスピネル中の磁鉄鉱成分が低いため,通常の分析誤差はfO2の不確かさに組込まれる。本研究では,ダイヤモンド他マントル関連産出物中に包含物とし存在するクロマイトのFe3+の対Fe総量比を従来の粉末吸収体に加えて単結晶吸収体を用いた点光源メスバウア分光により分析した。研究の対象としたスピネルは,単結晶X線回折及びEPMAにより前もって分析された。異なる技術によっても一般的に同一の結果を得たことから,研究の対象であるクロマイトは定比化合物であると結論して差支えない。しかしながら,粉末吸収体による従来のメスバウア分光においては,同法が比較的多量の試料を必要とするので特に注意が必要である。スピネルはしばしば小粒径の結晶として算出するので,必要とされる多数の結晶は酸化/変質の進行度が異なり,異なるFe3+/Fe2+比が結果の解釈において誤りを導く可能性がある。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酸化鉱物,水酸化鉱物  ,  地球内部物理学一般 

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