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J-GLOBAL ID：201302269835757920   整理番号：13A1196515

黒ダイズ種皮抽出物は糖尿病マウスにおけるAMP活性化蛋白質キナーゼの活性化を通して高血糖症およびインシュリン感受性を改善する

Black Soybean Seed Coat Extract Ameliorates Hyperglycemia and Insulin Sensitivity via the Activation of AMP-Activated Protein Kinase in Diabetic Mice

著者 (11件)： KURIMOTO Yuta (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  SHIBAYAMA Yuki (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  INOUE Seiya (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  SOGA Minoru (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  TAKIKAWA Masahito (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  ITO Chiaki (Fujicco Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  NANBA Fumio (Fujicco Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  YOSHIDA Tadashi (Fujicco Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  YAMASHITA Yoko (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  ASHIDA Hitoshi (Kobe Univ., Hyogo, JPN) ,  TSUDA Takanori (Chubu Univ., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 61  号： 23  ページ： 5558-5564  発行年： 2013年06月12日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黒色の種皮をもつ黒ダイズは,栄養価に富む食品としてアジアで広く使用されている。ここでは,2型糖尿病マウスを用い,黒ダイズ種皮抽出物(BE)の投与が血糖値の低下およびインシュリン感受性の改善に有効かどうかを調べた。また,BEの抗糖尿病性化合物の同定を行った。食事性BEは,血糖値を有意に低下させ,インシュリン感受性を高めた。BEを投与した糖尿病マウスの骨格筋および肝臓ではAMPKが活性化され,その活性化は骨格筋のグルコース輸送体4のアップレギュレーションおよび肝のグルコネオゲネシスのダウンレギュレーションを伴った。L6筋管を用いた試験で,シアニジン3-グルコシドおよびプロシアニジン類は有意にAMPK活性化を誘導し,細胞へのグルコース取込みを高めた。

シソーラス用語： *ダイズ ,  種皮 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵素活性化 ,  *血糖降下作用 ,  マウス ,  実験動物 ,  病態モデル ,  骨格筋 ,  肝臓 ,  GLUT4 ,  グルコネオゲネシス ,  フラボノイド ,  多価フェノール ,  糖尿病 ,  アントシアニン ,  食品成分 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： *黒ダイズ ,  抽出物 ,  AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  *インシュリン感受性 ,  糖尿病マウス ,  プロシアニジン

分類 (3件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H)

物質索引 (1件)： シアニジン3-グルコシド

タイトルに関連する用語 (8件)： 黒ダイズ ,  種皮 ,  抽出物 ,  糖尿病マウス ,  AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  活性化 ,  高血糖症 ,  インシュリン感受性