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J-GLOBAL ID:201302269836273234   整理番号:13A1700079

沸騰硝酸媒体中の耐食性の改良のためのチタンの熱酸化

Thermal oxidation of titanium to improve corrosion resistance in boiling nitric acid medium
著者 (3件):
資料名:
巻: 235  ページ: 45-53  発行年: 2013年11月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高速増殖試験炉からの炭化物燃料の再処理のための溶解槽の製作用の構造材料として市販の純チタン(CP-Ti)が使用されている。チタンの熱酸化はそのような重要構成部品の寿命の延長のための最も単純で実現可能な選択肢である。本研究では,923Kで96時間のチタンの熱酸化を行った。熱酸化したCP-Ti試料をSEM,XRD,微小引掻試験,表面形状測定により調査した。腐食研究は,沸騰硝酸媒体中でのASTM A262 手順C試験及び三相腐食試験により行い,結果をCp-TiとTi-5Ta-1.8Nb合金と比較した。ASTM A262 手順C試験の結果,熱酸化Cp-TiがCp-TiやTi-5Ta-1.8Nb合金と比較して極めて優れた耐食性を再現性よく示すことを明らかにした。三相腐食試験結果でも,熱酸化Cp-Tiの耐食性が優れていることが明らかになった。SEMとXRDの結果から明らかなように,表面に生成したナノロッド構造のルチル型TiO2の厚い保護性酸化物層によって,熱酸化Cp-Tiの沸騰硝酸中での耐食性が向上する。熱酸化Cp-Ti試料の硬さはCp-Tiより2.5倍高いことがわかった。また,熱酸化Cp-Ti試料の表面粗さは研磨表面と比較して腐食の前後とも平滑であることがわかった。熱酸化Cp-Ti試料の耐食性は,密着強度を良好にするように処理条件を最適化することによってさらに改善できる。本報では本研究の結果について光を当てた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腐食基礎理論,腐食試験  ,  核燃料再処理 

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