ブドウ種子プロシアニジン抽出物は膵臓ベータ細胞の増殖とアポトーシスを調節する

CEDO Lidia; CASTELL-AUVI Anna; PALLARES Victor; BLAY Mayte; ARDEVOL Anna; AROLA Lluis; PINENT Montserrat

文献

J-GLOBAL ID：201302269897085422 整理番号：13A0237073

ブドウ種子プロシアニジン抽出物は膵臓ベータ細胞の増殖とアポトーシスを調節する

Grape seed procyanidin extract modulates proliferation and apoptosis of pancreatic beta-cells

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資料名：
巻： 138 号： 1 ページ： 524-530 発行年： 2013年05月01日
JST資料番号： H0766A ISSN： 0308-8146 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

ブドウ種子プロシアニジン抽出物(GSPE)は数種動物モデルにおけるグルコースホメオスタシスおよびインスリン血症を調節する。病的状態下において,インスリン濃度は膵臓ベータ細胞機能,および膵臓におけるベータ細胞質量拡張あるいはアポトーシスに依存する。ここではベータ細胞におけるアポトーシスと増殖の調節に対するGSPEの影響について検討した。基礎的あるいは高グルコース,インスリンあるいはパルミチン酸塩で変えた条件下のいずれかで,INS-1E膵臓ベータ細胞系におけるGSPEの影響を試験した。GSPEは高グルコースのアポトーシス促進作用を高め,高グルコース,インスリンおよびパルミチン酸塩条件下で抗増殖作用を示した。これらの抗増殖作用はおそらく抽出物に含まれる高分子量化合物に起因している。またGSPEはカフェテリア飼料を摂取したラットの膵臓における促進-および抗-アポトーシスマーカを調節し,この作用はGSPEの用量と処理期間に依存していた。GSPEがベータ細胞のアポトーシスと増殖を変えた条件下では調節し,基本条件ではしないという事を確認した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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果実とその加工品 , 細胞生理一般 , すい臓

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