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J-GLOBAL ID:201302269903384984   整理番号:13A1106393

LASG/IAPで開発した結合地球気候モデルFGOALSglによる海面水温の十年の変動予測

Prediction of decadal variability of sea surface temperature by a coupled global climate model FGOALS_gl developed in LASG/IAP
著者 (2件):
資料名:
巻: 57  号: 19  ページ: 2453-2459  発行年: 2012年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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十年の気候予測を,中国科学院,大気物理研究所(IAP)内の大気圏科学・数値地球物理流体ダイナミクス数値モデリング国家重点研究室が開発した結合地球気候モデルFGOALSglにより行った。まず,増分分析更新(IAU)方式を適用し,そのモデルの海洋成分の初期化に対し,海洋客観分析データから誘導した海上海中海洋温度と塩分の場に適用した。初期化状態から始めて,再予報総合化を,特異な履歴太陽周期変動,温室効果ガス濃度,硫酸塩エアロゾルにより行い,結合モデル相互比較計画(CMIP3)のフェーズ3で用いた標準20C3Mシナリオに従った。その再予報総合化に基づき,CMIP3のA1Bシナリオの放射強制の下で予報総合化を行った。20C3M実行と比較して,その再予報総合化は,熱帯中~東部太平洋と中緯度北東部太平洋でのSST(海面温度)をシミュレートする非常に高い能力を有する。このことは,海洋初期化は大きい十年変動を有する地域でのモデル技術を強化することができる。その予報総合化によると,熱帯中~東部太平洋でのSSTはその気圧の谷期に達し,徐々に次の10~15年に増加する。一方,その予報総合化が予測した地球平均地表温度は,2000~2010年にわたりA1Bシナリオにより投影したものよりゆっくり増加するが,その後の後者より速かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (5件):
分類
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海洋の構造・力学・循環  ,  対流・放射熱伝達  ,  温度測定,温度計  ,  海水の物理的性質  ,  気候学,気候変動 

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