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J-GLOBAL ID：201302269906725596   整理番号：13A0895961

高速アーク溶射法により堆積したナノ構造被覆の石炭燃焼ボイラの実環境における劣化挙動

Degradation Behavior of Nanostructured Coatings Deposited by High-Velocity Arc Spraying Process in an Actual Environment of a Coal-Fired Boiler

著者 (3件)： SHUKLA V. N. (Indian Inst. of Technol. Roorkee, Dep. of Metallurgical and Materials Engineering & Centre of Nanotechnology, 247667 ...) ,  JAYAGANTHAN R. (Indian Inst. of Technol. Roorkee, Dep. of Metallurgical and Materials Engineering & Centre of Nanotechnology, 247667 ...) ,  TEWARI V. K. (Indian Inst. of Technol. Roorkee, Dep. of Metallurgical and Materials Engineering & Centre of Nanotechnology, 247667 ...)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 65  号： 6  ページ： 784-791  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,高速アーク溶射法によりFeCr系ナノ構造被覆を301Sステンレス鋼基板上に堆積した。実験室条件下の高温(700°Cおよび900°C)および実際の石炭燃焼ボイラの工業環境(700±10°C)に被覆を暴露して酸化挙動を調べた。X線回折,走査型電子顕微鏡/エネルギー分散分析,および透過型電子顕微鏡法を用いて被覆を評価し,腐食機構を解明するために腐食生成物を分析した。被覆の微小硬さは520~1100HVであった。(FeCr)系ナノ構造被覆は両環境で酸化物スケールの剥離の傾向はなく,暴露中に良好な310S基板との接着性および優れた耐酸化性を示した。被覆中の合金元素の拡散性が高いため,被覆のナノサイズ粒形態は連続的,接着性,かつ気孔のない保護スケールの形成を促進した。これが環境と被覆の間の拡散障壁として作用することによって高温酸化を防止した。Copyright 2013 TMS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *耐熱鋼 ,  ステンレス鋼 ,  表面処理 ,  被覆 ,  *溶射 ,  溶射層 ,  *防食 ,  火力発電 ,  ボイラ管 ,  *耐酸化性 ,  高温酸化 ,  鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  微細構造 ,  腐食生成物 ,  相組成 ,  腐食機構 ,  微小硬さ ,  密着性 ,  剥離 ,  拡散障壁 ,  電子顕微鏡観察 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  熱重量分析 ,  表面被覆
準シソーラス用語： 高速アーク溶射 ,  石炭燃焼火力発電 ,  微細組織 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (2件)： 溶射  (WC08030N) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (6件)： アーク溶射 ,  堆積 ,  ナノ構造 ,  石炭燃焼ボイラ ,  環境 ,  挙動