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J-GLOBAL ID:201302269920065906   整理番号:13A0813173

スラブ連鋳モールド内流れに及ぼす電磁ブレーキ(EMBr)の効果ならびにネイル浸漬測定法を用いた評価

Effect of EMBr on Flow in Slab Continuous Casting Mold and Evaluation Using Nail Dipping Measurement
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 259-268  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: A0446A  ISSN: 1611-3683  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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介在物巻き込みは連続鋳造中の不安定な表面流速が原因となって起こる主な欠陥の一つである。実操業中のモールド内表面流れの測定は溶鋼流れに及ぼすEMBrの効果を研究する上で極めて重要である。これまで多くの方法が溶鋼流速を測定するために開発されたが様々な鋳造条件におけるEMBrを備えたメニスカスについての過渡的挙動の研究に関して数少ない測定がなされたにすぎない。本研究において,誤差評価と組み合わせたネイル浸漬法がメニスカス速度および時間変化を伴う表面波動に及ぼすEMBrの効果を研究するために実施された。ネイル浸漬測定は直径5ミリ,長さ80ミリのステンレス棒鋼(ネイル)を長さ470ミリ,幅75ミリの長方形ボードの長さ方向に50ミリ間隔で取り付けた櫛状の装置で行はれた。本装置のネイル部を溶鋼表面に3乃至5秒間差し込んで浸漬し,ネイルを引き上げた後,凝固に因りネイルに付着した塊の形状を測定した。溶鋼がネイルを通り過ぎる際に前面側は盛り上がり凝固し,ネイルの反対側は圧力低下のために溶鋼レベルは低下する。両側の凝固塊のレベル差を測定し解析した。メニスカス断面の形状および流れの方向を凝固ネイル毎に塊の角度プロファイルの解析により定量化した。またネイル浸漬測定法についての誤差評価を決定した。モールド表面流速はEMBr無しではより大きくそして変動しスラグ巻き込みを助長して鋳造欠陥をもたらす。鋳造速度の増大に伴い,EMBrの有無にかかわらず高いメニスカス速度と高いメニスカスレベルをもたらした。EMBr無しで浸漬ノズル深さを増すと,メニスカス速度は低下しメニスカスにおける高い定在波をもたらした。EMBr無しでのモールド表面流れはカオス流に対しよりランダムな変化を示したがEMBrの適用により均一となった。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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鋳造法,鋳込 

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