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J-GLOBAL ID:201302269958053626   整理番号:13A0742090

バイオセンサでの酵素特異性を維持するための固定化法 : 脳グルタミン酸塩検出についての結果

Immobilization Method to Preserve Enzyme Specificity in Biosensors: Consequences for Brain Glutamate Detection
著者 (12件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 2507-2515  発行年: 2013年02月19日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを用いる酵素固定化が温和な方法であることが確認されていることから,本研究ではこの酵素固定化法によってラット脳中に移植できる微小電極バイオセンサを調製した。グルタミン酸塩は刺激性の神経伝達物質であり,細胞外グルタミン酸塩濃度の評価は生理学的及び病理学的機能の理解に欠かせない。微小電極バイオセンサは脳間質液を調べ,かつグルタミン酸塩のような神経伝達物質の細胞外濃度を評価するために有用な技法である。その選択性は微小電極上に固定化した酵素において高い基質特異性が維持されることに基づいているが,基質特異性に対する酵素固定化の影響はあまり調べられていない。ここにグルタルアルデヒド,ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルを用いた酵素固定化法によって微小電極バイオセンサを調製したところ,グルタルアルデヒドを用いたバイオセンサについてはグルタミン酸オキシダーゼによる二次基質の検出性能が低下し,グルタミン酸塩レベルを過大評価する結果を得た。一方,ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルに基づいたバイオセンサではこのようなことは観察されなかった。脳ミクロ透析物の分析において,後者のバイオセンサで検出されたグルタミン酸塩濃度はキャピラリー電気泳動によるものに一致することから,ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルが安定した選択性を有するバイオセンサの調製に適しているものと考察した。
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分類 (3件):
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