抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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顧客価値を協創するためのアプローチとして3つのステップと各ステップで有用となる手法を紹介した。顧客価値の高い良いサービスを提供するには顧客との協創が必須であり,企業と顧客との双方向コミュニケーションの活性化が求められる。本稿では,まず,顧客価値を協創するためのステップとして,現状認識の共有,顧客価値実現のためのアイデア創出,事前検証による実現性の確認の3つを挙げて概説し,これらを実現する方法を,サービスの計測・設計・評価に分けて解説した。サービスの計測技術として,定性的手法のSERVQUALと定量的手法の「ヒトの計測」について述べた。協創によるサービス設計技術としてエスノグラフィ,ワークショップ,ビジュアルミーティングを紹介した。サービスの評価技術として,顧客価値の概念,およびビジネスダイナミクスを活用した顧客価値の維持について説明した。