文献
J-GLOBAL ID:201302270058492525   整理番号:13A0881069

南チベット,紮西康Pb-Zn-Sb多金属鉱床における流体包有物とその地質学的意義

Fluid Inclusions in the Zhaxikang Pb-Zn-Sb Polymetallic Deposit, South Tibet,and Its Geological Significance
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 453-463  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2497A  ISSN: 1000-8527  CODEN: XIDZEV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
紮西康Pb-Zn-Sb多金属鉱床は,南チベット・デタッチメント系に位置し,硫塩鉱物の大きい変動が特徴付けるチベットの数少ないPb-Zn-Sb-Ag共生鉱床の一つである。その鉱床は下部ジュラ紀日当層に生じ,炭素胚胎石灰質粘板岩,石灰質粘板岩,セリサイト質粘板岩,頁岩,石英砂岩の各岩石を伴う。紮西康鉱床の鉱体は主にSNとNE-SW横ずれ伸張断層が規制する。その鉱床は二つの段階,中~低温熱水期と深成期を被った。中~低温熱水期のシデライト,方解石,石英中の包有物は主に気液二相包有物であり,少量の純粋な蒸気包有物,純粋な蒸気CO2-型包有物,CO2-H2O三相CO2包有物を含む。中~低温熱水期に,包有物の均質化温度は184から329°Cを変動し255°Cのピーク温度を有し,塩分は2.07%から12.05%で,密度は0.65から0.86g/cm3である。鉱化流体は中~低温,低塩分,低密度のH2O-NaCl系で,少量あるいは微量のCO2とCH4を伴う。石英と方解石中の流体のδDV-SMOWとδ18OX(X=H2O)の値は,それぞれ-165‰から-131‰と-13.7‰から10.21‰であり,したがって,鉱化流体中の水は降水に由来した。流体からのガスの逃散により特徴付けられる不混和性は鉱化作用の際に生じ,一方,この不混和性は結果として硫化物鉱化作用をもたらした。この鉱床の成因は,堆積構造性地熱活動が駆動する地下水対流循環の際に形成される中~低温熱水型に属する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属鉱床  ,  鉱床成因論 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る