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J-GLOBAL ID：201302270103165468   整理番号：13A0505373

西部イランの一部石灰質土壌におけるZn収着に及ぼす共通イオンの影響

Effects of Common Ions on Zn Sorption in Some Calcareous Soils of Western Iran

著者 (2件)： Jalali M (Dep. of Soil Sci.,Coll. of Agriculture,Bu-Ali Sina Univ., Iran, Hamedan) ,  Ahmadi Mohammad Zinli N (Dep. of Soil Sci.,Coll. of Agriculture,Bu-Ali Sina Univ., Iran, Hamedan)
資料名： Pedosphere  (Pedosphere)
巻： 22  号： 2  ページ： 190-200  発行年： 2012年 
JST資料番号： W1490A  ISSN： 1002-0160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜鉛(Zn)は,植物生長にとって必須であり,土壌において比較的移動性である。本研究を行い,バックグラウンド電解質としての10mmol・L(-1)KCl,KNO_3,KH_2PO_4,Ca(NO_3)_2,NaNO_3およびNH_4NO_3溶液を用いて,イラン西部産の10の石灰質土壌の表面サンプルにおけるZn収着に及ぼす共通イオン(Ca(2+),K+,Na+,NH_4+,Cl,-NO_3-,and H_2PO_4)の影響を評価した。NH_4+,K+およびCa(2+)両方が,Na+と比較してZn収着を等しく低減することを,結果は示した。亜鉛収着は,NO_3-およびCl.-と比較して,H_2PO_4-により低減した。Langmuirおよびフロイントリヒ方程式はすべてのイオンの収着データに密接に適合した。Zn収着のためのLangmuir最大値,結合形成エネルギー定数およびフロイントリヒ分配係数は,種々のイオン性のバックグラウンド電解質間で異なった。H_2PO_4-の存在が最大Zn吸着量を低減することを,Langmuir収着パラメータは示した,しかし,結合形成エネルギーを増加させた。K+およびNH_4+は,吸着したZn最大値に等しく影響したが,それらは土壌におけるZnの分配係数に及ぼす影響においては相違した。視力MINTEQを用いて計算した飽和指数の値は,低いZn濃度において,Zn溶解度が収着反応により制御されたこと,高いZn濃度において,収着とZn_3(PO_4)_2.4H_2O,Zn_5(OH)_6(CO_3)_2およびZnCO_3のようなミネラル沈降反応により,その大部分は制御されたことを示した。大部分のイオン性のバックグラウンド電解質については,土壌pH,CaCO_3および陽イオン交換容量(陽イオン交換容量)は,収着パラメータと有意な相関性が認められた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： イラン・イスラム共和国 ,  *石灰質土 ,  亜鉛 ,  *収着 ,  *イオン ,  植物成長 ,  エネルギー ,  陽イオン交換容量 ,  電解質
準シソーラス用語： イラン ,  *石灰質土壌 ,  Zn ,  形成エネルギー

分類 (1件)： 土壌学一般  (FB04010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： イラン ,  石灰質土壌 ,  Zn ,  収着