抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本弁理士会は,2002年に中国の中華商標協会と交流協定を締結して以来,情報・意見交換を定期的に行い,友好関係を深めている。本稿では,日本企業の中華商標協会及び中企商標鑑定センターを利用した模倣品対策について検討した。具体的には,まず,中国の国務院と国家工商行政管理総局,両者の関係,中華商標協会(1994年に,国家工商行政管理総局の直属組織として社会主義市場経済の建設と中華民族の有名ブランド創設のために設立された)等について説明した。次いで,中企商標鑑定センターの概要を述べ,中企商標鑑定センターにおける鑑定人・鑑定対象・鑑定依頼人・鑑定手続・鑑定書及び法律論証意見書・鑑定料金・鑑定実績等について説明した。さらに,日本国弁理士による中華商標協会及び中企商標鑑定センターの活用方法に言及した。