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J-GLOBAL ID：201302270239526030   整理番号：13A0831118

小浅水湖への地下水涵養流量を調べるためのラドン222の適用

Application of radon-222 to investigate groundwater discharge into small shallow lakes

著者 (5件)： DIMOVA Natasha T. (Dep. of Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, Florida State Univ., Tallahassee, USA) ,  DIMOVA Natasha T. (Dep. of Geological Sciences, Univ. of Alabama, Tuscaloosa, USA) ,  BURNETT William C. (Dep. of Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, Florida State Univ., Tallahassee, USA) ,  CHANTON Jeffrey P. (Dep. of Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, Florida State Univ., Tallahassee, USA) ,  CORBETT Jane Elizabeth (Dep. of Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, Florida State Univ., Tallahassee, USA)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 486  ページ： 112-122  発行年： 2013年04月12日 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,定量的な地下水トレーサとして²²²Rn(ラドン,t_1/2=3.8日)を用いて,フロリダ州北部と中央部のいくつかの小湖の水文学的収支の地下水流量を評価することである。また,メタンガスと電気伝導率を二次的自然トレーサとして用いて,浸透の活性サイトを発見するのを助けた。著者らは,浅い未成層化湖への地下水流量を評価するために開発した定常ラドン物質収支モデルに基づく結果を示した。モデル仮定は,比較的短い(数日~数週)期間にわたる一定²²²Rn入力フラックスと十分混合された水柱を含む。連続²²²Rn観測を用いたいくつかのフロリダ湖における詳細調査は,これらの仮定を裏付けた。7調査湖中5湖では,この手法を用いて高~中地下水流入が検出され,2湖では流量は極めて低く検出できなかった。これらの結果および湖の規模によると,地下水流入に基づく計算水更新時間は3~40カ月の範囲であった。かなりの流量を示した湖中2湖での地下水ダイナミックスの密な2年調査は,大きな季節的地下水流量変動を示さなかった。ラドン誘導地下水浸透フラックスは,一部の湖で独立に行った浸透計および水収支計算とよく一致した。このアプローチは非常に効率的で比較的安価であることが証明され,他の同様な湖に関する地下水流量を推定するためのルーチン方法として適用できる。著者らの努力の最終的な目的は,栄養物質負荷量とTMDLs(一日最大許容負荷量)計算を評価できるこれらの湖の水文学的収支に関して重要な情報を得るのにこの方法を用いることである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *湖沼 ,  *地下水流出 ,  *ラドン222 ,  トレーサ法 ,  フロリダ州 ,  水収支 ,  メタンガス ,  電気伝導率 ,  物質収支 ,  浸透 ,  季節的変動
準シソーラス用語： TMDL【負荷量】 ,  一日最大許容負荷量

分類 (1件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 地下水涵養 ,  流量 ,  ラドン222