文献

J-GLOBAL ID：201302270348228040   整理番号：13A0493204

瀬戸内海中部上空におけるSPM濃度分布の推定

Estimation of SPM concentration distribution over the central Seto Inland Sea

著者 (3件)： 海老貴宏 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  松本宏文 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  山川純次 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 岡山大学地球科学研究報告(Web)  (Okayama University Earth Science Reports (Web))
巻： 19  号： 1  ページ： 19-24 (WEB ONLY)  発行年： 2012年12月26日 
JST資料番号： U0133A  ISSN： 1340-7414  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クリギング法には,データの空間自己相関のみを考慮する通常クリギング(OK)法と,空間自己相関と推定誤差を最小化する補助変数との間の相互関係を考慮する回帰クリギング(RK)法があり,離散データから連続的な空間分布を推定する有効な地球統計学的手法の一つである。本研究では,R-言語でデータ処理を行い,Quantum GSIを利用して補助変数を作成し,OK法及びRK法の両手法で岡山市を中心とする地域のSPMの空間分布推定を行った。一般的に,位置情報以外に推定分布に影響を及ぼす要素がある場合にはRK法が比較的高精度の推定が可能となるが,両者の推定結果を比較検討した結果,RK法で高精度の結果を得るためには補助変数の詳細な検討或は補助変数の追加が必要なことが分った。最終的に,推定分布図をグーグルアースに表示して,SPM分布と地形との関係を定性的に把握することが出来た。

シソーラス用語： 瀬戸内海 ,  濃度分布 ,  クリギング ,  統計学 ,  行政機関 ,  地図 ,  応用プログラム ,  Web【情報システム】 ,  自己相関 ,  空間分布 ,  *大気中 ,  岡山県 ,  *浮遊粒子状物質

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 瀬戸内海 ,  SPM ,  濃度分布 ,  推定