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J-GLOBAL ID:201302270395311060   整理番号:13A0731208

カルベンによって安定化された2ヒ素の酸化:2ヒ素ジカチオンと2ヒ素ラジカルカチオン

Oxidation of Carbene-Stabilized Diarsenic: Diarsene Dications and Diarsenic Radical Cations
著者 (10件):
資料名:
巻: 135  号:ページ: 2486-2488  発行年: 2013年02月20日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カルベンによって安定化された2ヒ素の1電子と2電子酸化について報告した。L:As-As:L[L:=:C{N(2,6-iPr2C6H3)CH}2](1)は,トルエン中,4モル倍のGaCl3との反応によって酸化され,オレンジ色のジカチオン性2ヒ素錯体[L:As-As:L]2+([GaCl4]-)2(22+[GaCl4]2)が定量的に生成する。1と4モル倍のGaCl3のエーテル中の反応では緑色のモノカチオン性2ヒ素ラジカル錯体[L:AsAs:L]・+[GaCl4]-(2・+[GaCl4])が29%の収率で生成し,ヘキサン/THFから結晶を単離できた。X線構造解析から,2・+のAs2コア部が不規則で,As-As結合距離が2.32Åで1のAs-As単結合とRAs=AsR’の中間であることを示した。2・+の自然結合軌道解析からAs2コア部が+0.18の正電荷を有し,カルベン安定化P22・+ラジカルと同等であることがわかった。2・+のフルオロベンゼン中の室温EPRスペクトルは広い7重線を示し,等価なAs原子を有する2ヒ素ラジカルのシミュレーションによるスペクトルと一致し,2・+のラジカル性が裏付けられた。2・+は構造的特性化が行われた最初の安定なヒ素ラジカルである。
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分類 (2件):
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非金属の錯体  ,  原子とラジカルの反応 
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