文献

J-GLOBAL ID：201302270407549890   整理番号：13A0016045

ニワトリにおける低病原性H5とH7韓国トリインフルエンザウイルスのキャラクタリゼーション

Characterization of low-pathogenicity H5 and H7 Korean avian influenza viruses in chickens

著者 (9件)： LEE D.-H. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KWON J.-H. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  PARK J.-K. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Y.-N. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  YUK S.-S. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE J.-B. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  PARK S.-Y. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  CHOI I. S. (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  SONG C.-S. (Konkuk Univ., Seoul, KOR)
資料名： Poultry Science  (Poultry Science)
巻： 91  号： 12  ページ： 3086-3090  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： B0579A  ISSN： 0032-5791  CODEN： POSCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,韓国の野鳥から分離したH5(n=4)とH7(n=3)低病原性トリインフルエンザウイルス(LPAI)ウイルスの系統発生特性をウイルスゲノムの全8遺伝子断片のヌクレオチド配列を用いて調べた。さらに,これらのウイルスのニワトリにおける感染力,伝播性,および病原性の可能性を評価した。系統発生解析により,全ウイルスがユーラシア系統にクラスタ化され,東アジア-オーストラレーシア渡り鳥の飛路を共有するアジア諸国で分離されたウイルスと類似していることを示した。H5N2株は複製されず,ニワトリにも伝播しなかったが,H7N8株は効率的に複製され,接触曝露ニワトリに伝播した。これらの地域でLPAIのHPAIへの突然変異は報告されていないが,HPAI H5N1,LPAI H5およびH7ウイルスの導入と伝播を監視すべきである。

シソーラス用語： *ニワトリ ,  *トリインフルエンザウイルス ,  *系統発生 ,  ヌクレオチド配列 ,  クラスタ化 ,  突然変異 ,  病原性 ,  鳥類病
準シソーラス用語： ウイルスゲノム ,  ウイルス伝播 ,  ウイルス分類 ,  系統発生分析 ,  渡り鳥 ,  野鳥

分類 (3件)： 鶏  (FD03020F) ,  ウイルスによる動物の伝染病  (FE02024R) ,  動物の衛生  (FE01030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： ニワトリ ,  病原性 ,  H7 ,  韓国 ,  トリインフルエンザウイルス ,  キャラクタリゼーション