抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市におけるビルの高層化・インテリジェント化が進むにつれて,エレベータは縦の交通手段としてますます重要性が増しています。超高層ビル用のエレベータケーブルに要求されているのは,多心化,軽量化,安全性などであり,当社ではこれまで伝送情報量の増加に伴い超多心エレベータケーブルの開発を進めてまいりましたが,更に今回,軽量,かつ火災時に煙の発生量が少ないエレベータケーブル用の被覆材料を開発しました。この被覆材料を用いたノンハロ難燃エレベータケーブルは,従来のエレベータケーブルと比べて重量比でおよそ20%の軽量化に成功しました。また,煙の発生量は従来の60%に低減しました。今回報告するフジクラのノンハロ難燃エレベータケーブルは,近年,超高層ビルに搭載される超高速エレベータ用途に採用されています。(著者抄録)