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J-GLOBAL ID：201302270534549603   整理番号：13A0003704

スペーサー法による微細孔ポーラス金属の創製と特性評価

Fabrication by spacer method and evaluation of porous metals

著者 (2件)： 袴田昌高 (京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー応用科学専攻) ,  馬渕守 (京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー応用科学専攻)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 62  号： 8  ページ： 313-321 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポーラス金属を作製するためのスペーサー法について解説し,それを用いた微細孔ポーラス金属の特性を紹介した。スペーサー法では,スペーサー粒子を鋳造,焼結,めっき等の手法で金属中に配置し,作製過程でこれを除去することでスペーサー粒子の大きさの空間(気孔)を金属中に形成する。スペーサー法は気孔性状を簡便に制御でき,マイクロメートルオーダの微細気孔を均一に形成できる。焼結スペーサー法で製造したポーラスCu及びポーラスAlの気孔性状を示し,機械的性質について説明した。圧縮応力-歪曲線のプラトー領域は衝突エネルギーを効果的に吸収し,衝撃吸収材として利用できる。ポーラス金属の高温圧縮特性,内包流体に関する特性,流体透過性,吸音特性などを紹介した。

シソーラス用語： スペーサ ,  *多孔質金属 ,  細孔構造 ,  焼結 ,  細孔 ,  多孔性 ,  空隙率 ,  気孔 ,  *銅 ,  *アルミニウム ,  *機械的性質 ,  応力歪曲線 ,  衝突エネルギー ,  エネルギー吸収 ,  音波吸収 ,  流体 ,  *性質 ,  曲線 ,  線

分類 (2件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (46件)：

• YAMADA, Y. J. Mater. Sci. Lett. 1999, 18, 1477-1480
• SCHAEDLER, T. A. Science. 2011, 334, 962-965
• BANHART, J. Prog. Mater. Sci. 2001, 46, 559-632
• NAKAJIMA, H. Prog. Mater. Sci. 2007, 52, 1091-1173
• MIYOSHI, T. Adv. Eng. Mater. 2000, 2, 179-183

タイトルに関連する用語 (5件)： スペーサー ,  微細孔 ,  ポーラス金属 ,  創製 ,  特性評価