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J-GLOBAL ID:201302270646250996   整理番号:13A0057863

オリオン大星雲におけるPAHの電離の空間的変動

Spatial Variation of PAH Ionization in the Orion Nebula
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 127.1-127.7  発行年: 2012年12月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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広視野冷却望遠鏡IIを用いてオリオン大星雲の近赤外撮像観測を行った。観測は3.3μmの2つの狭帯域フィルタを通じて12秒角の解像度で1°×1°エリアをカバーし,PAHのC-Hバンドとバンドから離れた3.7μm放射に同調させた。両方のフィルタでトラペジウム星団からの10秒角より更に広がった拡散放射を検出した。3.3μmと3.7μmのフィルタデータからそれぞれ3.3μmバンド放射(Fband)と3.7μm連続放射(Fcont)のフラックスを抽出した。Fband図とFcont図はトラペジウム星団を中心にした10′×10′エリアにわたり類似の広がりをもつ。Fband図とFcont図の間に全体的な形態的類似性をみることができるが,Fband/Fcont比はエリアで様々に変化する。Fband/Fcontの変動はPAH電離度の差に起因する。中性及び電離PAHの放射率を採用してPAHの電離度を計算し,オリオン大星雲のPAH電離図を作成した。オリオン大星雲における電離度は様々で顕著に変化し,オリオンバー(Orion Bar)の光分解領域で約50%で両側では電離度は少ない。近赤外観測に基づいて明らかになったこの部分電離は最近の中間赤外観測から推定された電離状態と矛盾しない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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星雲  ,  宇宙線起源 
引用文献 (45件):
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