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J-GLOBAL ID：201302270834523061   整理番号：13A0511827

災害時における配送量の優先度を考慮した救援物資配送モデルの構築

DISTRIBUTION MODEL FOR RELIEF SUPPLY CONSIDERING THE PRIORITY OF REFUGES IN TH E AFTERMATH OF A DISASTER

著者 (5件)： 岡林楠博 (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻) ,  中村有克 (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻) ,  安東直紀 (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻) ,  山田忠史 (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻) ,  谷口栄一 (京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 67  号： 5  ページ： 67.I.887-67.I.897 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の我が国における大規模災害では,救援物資配送に混乱が生じてきた.被災状況に応じ救援物資を避難所に的確に割当て,迅速に配送を行うためには,事前に具体的な救援物資配送を検討する必要がある.本研究では,災害直後における供給不足の状況を想定し,配送量及び配送順序を決定する救援物資配送モデルを構築した.供給不足に対する総ペナルティ及び配送トラックの総走行距離を目的関数とする多目的最適化の枠組みを用いた.まず,提案したモデルの解法に対して性能検証を行い,精度よく非劣解を選定できることを確認した.その後,仮想的な問題に適用し,モデルの有用性を確認した.その結果,被災地における救援物資の総配送量や優先度の設定により救援物資配送計画が受ける影響を明らかにし,現実的な事例への適用可能性を検討した.(著者抄録)

シソーラス用語： *災害 ,  *ロジスティックス ,  救助 ,  配送 ,  防護施設 ,  *モデル ,  トラック ,  最適化 ,  計画 ,  可能性
準シソーラス用語： *救援物資 ,  多目的最適化 ,  *大規模災害 ,  適用可能性 ,  *配送モデル ,  配送計画 ,  避難所

分類 (3件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  物的流通  (KA08000O) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 災害 ,  配送 ,  優先度 ,  救援物資 ,  モデル ,  構築