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J-GLOBAL ID：201302270981040505   整理番号：13A1146096

ヒスチジン豊富な糖蛋白質の機能への新しい洞察

New Insights into the Functions of Histidine-Rich Glycoprotein

著者 (1件)： WAKABAYASHI Sadao
資料名： International Review of Cell and Molecular Biology  (International Review of Cell and Molecular Biology)
巻： 304  ページ： 467-493  発行年： 2013年 
JST資料番号： W2361A  ISSN： 1937-6448  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒスチジン豊富な糖蛋白質(HRG)は主要な血漿蛋白質の一つであり,種種の哺乳類と鶏の血漿から分離した。HRGはN末端からシスタチン様ドメイン1,2,Pro豊富なドメイン1,ヒスチジン豊富なドメイン,Pro豊富なドメイン2,C末端ドメインで構成されるマルチドメイン構造を有している。広範囲のリガンドを結合する能力により,血液凝固,フィブリン溶解反応,先天的免疫システムにおけるHRGの多価機能が示唆される。ローカル構造はその結合能力を支持している。ここでは,HRGの構造特性と遺伝子構造をまず記す。血液凝固系及びフィブリン溶解系におけるHRGの機能,血管形成におけるHRGの最近報告された機能,HRGの抗菌効果を次に記す。免疫反応におけるHRGの活性もまた報告する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *糖タンパク質 ,  *血漿タンパク質 ,  *血液凝固 ,  *線維素溶解 ,  構造 ,  結合部位 ,  血管新生 ,  抗細菌作用 ,  ノックアウトマウス ,  ヒト ,  アミノ酸配列 ,  ニワトリ ,  ヘパリン ,  フィブリノーゲン ,  血液凝固因子 ,  血小板 ,  プラスミノーゲン ,  補体 ,  免疫グロブリンG ,  抗真菌作用 ,  金属イオン ,  *アミノ酸残基 ,  分子間相互作用 ,  *自然免疫 ,  T細胞 ,  ドメイン構造 ,  *ヒスチジン残基 ,  第XII因子 ,  実験動物 ,  マウス ,  キジ科 ,  血液作用薬 ,  抗凝固薬 ,  薬物 ,  グリコシド ,  ポリウロニド ,  グルコシド ,  糖硫酸 ,  血液・体液作用薬 ,  因子
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  *HRG ,  因子XII

分類 (4件)： 血液一般  (EJ03010L) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  血液の基礎医学  (GK01020N) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒスチジン ,  糖蛋白質 ,  洞察