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J-GLOBAL ID：201302271026214953   整理番号：13A0084362

リチウム高速イオン伝導を示す新規錯体水素化物の創製

著者 (2件)： 松尾元彰 (東北大 金属材料研) ,  折茂慎一 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所金属ガラス総合研究センター共同利用研究報告書
巻： 2011  ページ： 169-170  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室温で高リチウムイオン伝導を示す新規錯体水素化物の創製を目的とした。遊星型ボールミル装置を用いて,LiBH₄とLiNH₂の混合粉体からLi₂BNH₆およびLi₄BN₃H₁₀を合成した。試料の構造,表面観察,熱的安定性およびリチウムイオン電導特性を評価した。⁷LiのNMR測定により両試料に対してLi⁺イオンの高速拡散が認められた。Li₄BN₃H₁₀はLi₂BNH₆の半分以下の低い活性化エネルギーを示した。両者とも固相で2×10^-4S/cmの大きいLiイオン伝導を示し,また,溶融後更に大きい伝導を示すことを明らかにした。

シソーラス用語： *リチウム錯体 ,  *ヒドリドホウ酸塩 ,  *水素化物 ,  *化学合成 ,  イオン伝導 ,  イオン移動度 ,  電気伝導率 ,  固体電解質 ,  イオン液体
準シソーラス用語： *アミン錯体 ,  リチウムイオン

分類 (1件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： リチウム ,  高速イオン伝導 ,  錯体水素化物 ,  創製