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J-GLOBAL ID：201302271200415580   整理番号：12A1813332

油中水のマイクロエマルションは閉じ込めによって蛋白質の2次構造を強化する

Water-in-Oil Micro-Emulsion Enhances the Secondary Structure of a Protein by Confinement

著者 (9件)： SHIPOVSKOV Stepan (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  SHIPOVSKOV Stepan (Danisco A/S, Brabrand, DNK) ,  OLIVEIRA Cristiano L.P. (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  OLIVEIRA Cristiano L.P. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  HOFFMANN Soren Vronning (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  SCHAUSER Leif (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  SUTHERLAND Duncan S. (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  BESENBACHER Flemming (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  PEDERSEN Jan Skov (Aarhus Univ., Aarhus, DNK)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 13  号： 13  ページ： 3179-3184  発行年： 2012年09月17日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 界面活性剤としてアニオン性AOTを用い,AOT/ヘキサン中への蛋白質の質量移動を280nmの紫外可視スペクトルによって測定した。この紫外可視スペクトルの測定結果を円偏光二色性(CD),動的光散乱(DLS)および小角X線散乱(SAXS)データと結合して,界面活性剤の作用による水や有機溶媒中に溶解した柔軟な蛋白質オステオポンチン(OPN)の構造変化に関する新しい情報を得ることができた。この方法は非常に柔軟な蛋白質を閉じ込めてその構造を強化するために有機溶媒を用いているが,広範囲の水溶性蛋白質にも適用できるであろう。この方法によって,最近の文献に発表されている天然の変性蛋白質や本質的に組織化されていない非構造蛋白質の動的で柔軟な構造と蛋白質特性の関係について新しい知見を得ることができた。

シソーラス用語： *マイクロエマルション ,  *サイトカイン ,  *タンパク質 ,  乳濁液 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  円偏光二色性 ,  動的光散乱 ,  小角X線散乱 ,  界面活性剤 ,  *二次構造 ,  脂肪族アルコール ,  スルホン酸 ,  ナトリウム化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： エマルション ,  *オステオポンチン ,  油中水型エマルション

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： AOT

タイトルに関連する用語 (7件)： 油 ,  水 ,  マイクロエマルション ,  閉じ込め ,  蛋白質 ,  2次構造 ,  強化